電通大、アカマイのクラウドコンピューティングサービスを活用–ストレージ長期保存の課題軽減
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アカマイ・テクノロジーズ(Akamai)は、電気通信大学(電通大)が、Akamaiのクラウドコンピューティングサービスを活用し、ストレージ保存における課題軽減に取り組んでいると発表した。
同大学は、Akamaiのクラウドコンピューティングサービスの1カ月間無償検証を利用し、同サービスで提供されるS3互換マネージドオブジェクトストレージと「GakuNin RDM」との互換性検証を行った。GakuNin RDMは、国立情報学研究所(NII)が提供し、研究者が研究データや関連資料を管理・共有するために利用している、研究データ管理サービスのこと。
検証の結果、同S3互換マネージドオブジェクトストレージがGakuNin RDMのS3互換ストレージとして接続可能であることが確認できた。このことから同大学は、Akamaiのストレージサービスが研究データ長期保存のための選択肢になると考えているという。
同大学では日々膨大な量の研究データを蓄積しており、今後さらに爆発的に増えていくであろう研究データを長期保存するにあたり、大容量で安価なクラウドストレージサービスを必要としていた。