SCSK、AWSと戦略的協業–3つの重点施策で提供体制を強化
今回は「SCSK、AWSと戦略的協業–3つの重点施策で提供体制を強化」についてご紹介します。
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SCSKは、Amazon Web Services(AWS)と、2023年10月から3年間の戦略的協業契約を締結したと発表した。同契約に基づく3つの重点施策を推進し、企業顧客のクラウド化を伴走型で支援するとしている。
重点施策の1つは、「顧客のクラウドリフト&シフト支援の強化」という。SCSKは、顧客先に常駐してサービスを提供する「顧客先常駐型」ビジネスやリモートの形態で開発・運用ビジネスを行うメンバーが多数在籍しているという。これをベースに、AWSの協力の基でクラウドへの移行やデータ活用を中心としたクライドネイティブ開発など、これらを支える運用やセキュリティに至るまでのクラウド活用に必要なサービスを全方位で強化していくという。
重点施策の2つ目には、「SCSKの独自ソフトウェア製品とAWSとの連携促進」を掲げる。ERPの「ProActive C4」やローコード/ノーコードツール「CELF」などのソフトウェア製品とAWSを連携させるサービス開発を推進する。SCSKの業務ソフトウェア製品とAWSのデータ分析・機械学習サービスを組み合わせ、企業顧客のデータドリブン経営を推進するサービス開発に注力する。
重点施策の3つ目は、「AWS『人財』育成のさらなる強化」とする。SCSKのAWS認定資格保有数は2023年に2000以上といい、「AWS 2,000 Certified」の認定を取得。2026年までに認定資格保有数3000を目指すことにしている。
SCSKは、「AWSプレミアティア サービスパートナー」で、AWS東京リージョン開設直後の2011年に、AWS活用の支援を開始し、これまで800組織を支援してきたとのこと。企業顧客のクラウド移行と対応をより強力に支援するため、今回の契約締結に至ったという。