「Linux」向けTo Doリストアプリ「Errands」を使用するには–使いやすく優れたデザイン
今回は「「Linux」向けTo Doリストアプリ「Errands」を使用するには–使いやすく優れたデザイン」についてご紹介します。
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本記事は、ZDNet Japan様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。
日を追うごとに、筆者はますます忙しくなっており、すぐに対応しなければならないことも増えている。家族や顧客、猫などのために、いつも何かをやっている。
そのため、筆者は何年も前から、To Doリストに頼ってきた。使用しているのは「Google Keep」で、ほかのアプリに乗り換えることは考えられない。Google Keepは、筆者のすべてのデバイスと同期できる機能を備えているからだ。しかし、筆者は最近、「Errands」と呼ばれる「Linux」のTo Doリストをテストしており、感銘を受けている。Errandsは使いやすくて、デザインも優れており、最も得意なこと、つまりTo Doに特化している。
そのように必要最小限の機能に絞られていることは、Errandの長所でもあり、短所でもある。筆者は昔から、過剰に多くの機能を備えたアプリがあまり好きではない。かつては、「Evernote」をTo Doリストに使っていた。しかし、最終的に、Evernoteは機能を増やしすぎて、(少なくとも筆者にとっては)利便性の一部を失ってしまった。
Google Keepは、使いやすさと適切な機能の数のバランスを常に維持してきた。筆者がKeepからErrandsに乗り換えない唯一の理由は、Errandsが2種類のサービス(「Nextcloud」と「CalDAV」)としか同期できないことだ。Nextcloudとの同期をテストしたところ、Errandsを筆者のNextcloudサーバーに接続させることには成功したが、To DoリストはErrandsアプリ内も含めてどこにも表示されなかった。
つまり、少なくとも現時点では、Errandsは筆者のデスクトップでしか使用できない。筆者はデスクトップを長時間使用し、さまざまなことを追跡する必要があるので、そのことは問題にならない。筆者の場合は、「ローカル」のTo Doリストと「グローバル」のTo Doリストを併用することが最適解である。
現時点では、Errandsの機能はかなり少ないが、だからといってユーザビリティーが低いわけではない。Errandsの機能には、以下のものが含まれる。
Errandsで実行できることは、これだけだ。それでも、さまざまなことを可能な限り簡単に追跡できるTo Doアプリを探している人にとって、Errandsは素晴らしい選択肢である。
ドラッグ&ドロップのサポートに関しては、アプリ内に限定されている。タスクをErrandsから別のアプリにドラッグしたり、別のアプリからErrandsにドラッグしたりすることはできない。ただし、タスクをリストの先頭に移動したり、サブタスクの順序を変更したり、サブタスクをあるタスクから別のタスクに移動したりしたい場合には、ドラッグ&ドロップのサポートが非常に役に立つ。