「Linux」でメールクライアント「Geary」を使う–便利な機能と残念な点
今回は「「Linux」でメールクライアント「Geary」を使う–便利な機能と残念な点」についてご紹介します。
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本記事は、ZDNet Japan様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。
筆者は長年、「Thunderbird」を使用しており、その機能性に非常に満足していた。しかし、最近、Thunderbirdのインターフェースに少し幻滅している。開発者とデザイナーはこの1年間、ThunderbirdのUIにいくつかの変更を加えたが(筆者も当初はそれらの変更を全面的に受け入れていた)、最近になって、筆者の考えが変わった。
Thunderbirdの機能性について話しているわけではない。機能性は何年もの間、あまり変わっていないからだ。筆者が幻滅を感じたのは、インターフェースに対してである。このオープンソースの電子メールクライアントのUIが、少し古くさく感じられるようになった。
そのため、筆者は自分のニーズに対応できる別のクライアントを探すことにした。今検討しているのは、「Geary」と「BlueMail」の2つの候補だ。どちらの電子メールクライアントも過去に使用したことがあるが、Thunderbirdの代替として真剣に検討したことはなかった。今回は、長年使用してきたThunderbirdの後継として、どちらが優れているのか確認したいと思う。
本記事では、最初の候補であるGearyを見ていく。
Gearyは「Linux」専用のオープンソース電子メールクライアントで、2012年にリリースされた。筆者が最初にGearyと出会ったのは、「Elementary OS」をメインのOSとして使用していた頃だ。そのとき、Gearyは十分に好ましいインターフェースを備えていると感じたが、筆者が必要とする機能の多くが搭載されていなかった。近頃では、筆者が電子メールクライアントに求める機能(GPGサポートなど)はそれほど多くない。今必要としているのは、電子メールを管理する手段だけである。欲しいのは、2000年代初頭とは異なる外観のインターフェースを備えた、シンプルな電子メールクライアントだ。
Gearは確実にそれらの条件をすべて満たしている。追跡する必要があるすべての電子メールアカウントを追加し、巧みに設計されたシンプルかつモダンなインターフェースで、それらのアカウントを表示させることが可能だ。
Gearyの機能群はかなり基本的なものだが、筆者が必要とする機能を備えており、それ以外の不要な機能はない。具体的には、以下のような機能を備えている。
Gearyには、この電子メールクライアントを新たなデフォルトとして採用しない理由になるかもしれない重要な注意点が1つあるが(後で説明する)、とりあえず、このアプリをインストールしてみよう。
必要なもの:これに必要なのは、Linux OSの実行中のインスタンスだけだ。Gearyはデフォルトのパッケージマネージャーや「Flatpak」でインストールできるので、使用しているディストリビューションの種類に関係なくインストールできるはずである。ここでは、「Ubuntu Budgie」を使って説明を進める。