マイクロソフト、次期「Windows Server 2025」で無停止でOSアップデートを実現する「ホットパッチ機能」を全エディションで提供。Azure Arc経由での月額サービスの見通し

今回は「マイクロソフト、次期「Windows Server 2025」で無停止でOSアップデートを実現する「ホットパッチ機能」を全エディションで提供。Azure Arc経由での月額サービスの見通し」についてご紹介します。

関連ワード (今後、同社内、発生等) についても参考にしながら、ぜひ本記事について議論していってくださいね。

本記事は、Publickey様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。


マイクロソフトは、次期Windows Serverとなる「Windows Server 2025」で、OSや実行中のワークロードを停止することなく自動的にOSのアップデートを行える「ホットパッチ機能」を、全エディションで提供することを明らかにしています。

これまでこの機能はWindows Serverの一部のエディションでのみ提供されていました。

fig

ホットパッチ機能が次期Windows Serverで提供されることは、2023年11月に開催された同社のイベント「Microsoft Ignite 2023」のセッション「What’s New in Windows Server v.Next」で紹介されていました。

上記はそのセッションで示されたスライドです。

説明によると、ホットパッチ機能はWindows ServerのStandard版でもDatacenter Edtionでも利用可能。さらに、物理サーバ上で稼働していても、VMwareなどの仮想環境で稼働していても、Microsft Azureや他社のクラウド上で稼働していても利用可能です。

ただしホットパッチングの説明が、スライドの左側に示された「Arc-enabled Hotpatching Everywhere」となっているように、Windows Server 2025のホットパッチング機能は、Microsoft AzureからWindows Serverを管理するAzure Arcとセットで提供される見通しです。

そのため月額料金(Monthly Subscription)が発生するとも説明されています。

今後、この月額料金がいくらになるのかなどが明らかになっていくことでしょう。

ちなみに、このホットパッチング機能はすでに同社内のXboxの部隊が利用しており、これまで手作業で毎月3週間かかっていた約1000台のサーバのアップデートが、ホットパッチング機能によってわずか48時間で終わるようになったと説明されています。

fig

COMMENTS


Recommended

TITLE
CATEGORY
DATE
インテル、AMD、Arm、MS、グーグルらがチップレット新規格「UCIe」のコンソーシアム立ち上げへ
IT関連
2022-03-05 09:28
三越伊勢丹がコロナ禍でデジタルサービスをスピード開発できた理由
IT関連
2021-03-25 09:08
Docker HubにHelmチャートやWebAssemblyなどさまざまなファイルが保存可能に、OCI Artifactsのサポートで
Docker
2022-11-10 10:58
AIチャットボット「りんな」を手がけるrinnaの対話エンジン搭載キャラがDMM GAMESで配信中の恋愛ゲームに登場
IT関連
2022-02-25 02:58
100円からできる–米国株投資:「セル・イン・メイ」と長期・分散・積立投資
IT関連
2021-05-07 14:51
「まど☆マギ」新作映画「ワルプルギスの廻天」制作決定 スタッフ変わらずファン安堵
くらテク
2021-04-27 02:29
デル社長が発した「AIビジネス拡大へのしたたかなメッセージ」とは
IT関連
2024-10-05 03:50
Twitterに「自動ブロック」搭載へ クリエイター月額支援などマネタイズ機能も
企業・業界動向
2021-02-27 10:47
逼迫した労働市場の中でサイバーセキュリティ人材を見つける5つの方法
IT関連
2022-02-15 20:05
Ubuntuが10年間のメンテナンスを約束「Ubuntu Pro」を発表。個人には5台まで無料提供
Linux
2022-10-06 08:52
Linxuカーネル内部をフックするeBPFを用いてセキュリティの可観測性を実現する「Tetragon」がオープンソースで公開
eBPF
2022-05-19 20:57
NEC、ERPシステムを「SAP S/4HANA Cloud」に移行へ–生成AIでプロセス自動化
IT関連
2024-05-22 05:25
海外拠点を契機とするサプライチェーン攻撃の現状と対策
IT関連
2024-05-22 21:57
姫路市、AI音声認識で児童相談記録作成時間を削減–相談後の対応の質向上に期待
IT関連
2024-06-08 01:17