AWSが新CEOの就任を発表。6月3日付でMatt Garman氏に、Adam Selipsky氏は退任

今回は「AWSが新CEOの就任を発表。6月3日付でMatt Garman氏に、Adam Selipsky氏は退任」についてご紹介します。

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本記事は、Publickey様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。


Amazon Web Servicesは、同社のCEOが6月3日付でAdam Selipsky氏からMatt Garman氏に交代すると発表しました。

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Matt Garman氏のプロフィール

発表によると、AWS 新CEOに就任するGarman氏は2005年の夏にMBAインターンとしてAmazon.comに入社し、2006年に最初のAWSプロダクトマネージャーの一人としてフルタイムで入社。

当初はAWS全体を担当し、最初のサービスレベルアグリーメントの作成、新機能の定義、新料金プランの作成を支援した後、Amazon EC2担当の最初のプロダクトマネージャーとなり、Amazon EBSの立ち上げと運用チームも率いたとのこと。2016年にはAWSの全コンピュートサービスのジェネラルマネージャーに就任し、約4年間務めた後、2020年にはワールドワイドのセールス、マーケティング、サポート、プロフェッショナルサービスをリードする立場に就任していました。

現CEOのSelipsky氏は退任へ

AWS CEOを退任するAdam Selipsky氏は2005年にAWSに副社長として入社し、AWSのセールス、マーケティング、サポートを11年間リードした後に退社しTableau社のCEOに就任。2021年にAndy Jassy氏の後任としてAWS CEOに就任しました。

参考:AWS、次期CEOに現Tableau CEOのアダム・セリプスキー氏を指名

今回のCEO交代を知らせる発表の中で、前AWS CEOであり現Amazon.com CEOのAndy Jassy氏は、Selipsky氏にAWS CEOへの就任を打診する際に、次のリーダーの準備も支援することを約束していたと次のように説明しています。

In those conversations, we agreed that if he accepted the role, he’d likely do it for a few years, and that one of the things he’d focus on during that time was helping prepare the next generation of leadership.

その会話の中で、もし彼がその職務を引き受けてくれたら、おそらく数年間はその職務を務めつつその間に集中的に取り組むことのひとつとして、次世代のリーダーを準備する手助けをすることだということで合意した。

Adam Selipsky氏は退任後、十分な休養を取ったうえで次の挑戦に取り組むとのことです。

After almost 15 combined years at AWS, I am going to be moving on. It has been a true privilege to help lead this business from pre-revenue to $100B annualized revenue. I’m humbled by the many customers who have said they wouldn’t be what they are without AWS, thankful to our…

— Adam Selipsky (@aselipsky) May 14, 2024

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