「iOS 18」に期待する5つの機能–「Siri」や通知機能の改善など

今回は「「iOS 18」に期待する5つの機能–「Siri」や通知機能の改善など」についてご紹介します。

関連ワード (オフトピック等) についても参考にしながら、ぜひ本記事について議論していってくださいね。

本記事は、ZDNet Japan様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。


 うわさによると、Appleの次期「iOS」バージョンには、デザインの見直し、長い間待望されてきたいくつかの機能、AI時代の「Siri」に対する同社の解釈が盛り込まれる見通しだという。6月に開催されるAppleの「Worldwide Developer Conference」(WWDC)で、すべてが明らかになるだろう。それまでは、「iOS 18」に期待する機能を列挙することしかできない。

 Appleの「Vision Pro」からヒントを得たUI要素や、より柔軟なホーム画面も次期ソフトウェアバージョンに搭載されるとうわさされているが、筆者が期待している機能はほかにもいくつかある。それらの機能には、信じられないかもしれないが、「iPhone」に実際に搭載すべき、筆者のお気に入りの「Android」機能から、もっと途方もない要望(要望するのは自由だからだ)まで、さまざまなものが含まれている。筆者がiOS 18に期待する機能は以下の通りだ。

 マルチタスクに関して言えば、Androidの方がiOSよりも優れている。この主張を譲るつもりはない。Appleは「Dynamic Island」でマルチタスクを改善したものの、複数のタスクを同時に処理することに関して言えば、iPhoneは依然としてAndroidの後塵を拝している。これは、メインのスマートフォンとしてiPhoneを使用するときに、筆者がいつも最も恋しく思う機能の1つだ。マルチウィンドウやフローティングウィンドウなどの機能が「iOS 18」に搭載されれば、利便性が大幅に向上するだろう。

 筆者は大画面スマートフォンを使用しており、Androidスマートフォンで「Google Chrome」と「Google Keep」を同時に実行しながら、記事に関する情報を調べて保存したり、「Googleスプレッドシート」と電卓アプリをポップアップウィンドウとして表示させて、請求書の計算をしたりすることもある。それをiPhoneでやるのは、大変な作業である。アプリを切り替えながら、作業を進める必要があるからだ。

 「Plus」モデルと「Pro Max」モデルのソフトウェア最適化に対するAppleの現在のアプローチは、既存のテキストとUIを単純に拡大することであり、機能性よりも読みやすさに重点を置いているが、これはマルチタスクの改善には寄与しない。大型のiPhoneモデルでは、同じ画面上で2つのアプリを簡単に実行して、より広大な表示スペースを実際に活用できるはずだ。

 「Galaxy S24 Ultra」(サムスンの「AIスマートフォン」)とGoogleの「Pixel 8 Pro」を使用した後、筆者はAIによってiPhone体験をより直観的なものにする方法をかなりよく理解できた。

 まず、画面上のあらゆるものについて詳しく知ることができるGoogleの「かこって検索」のような機能だ。この機能は、例えば、「Instagram」で特定のタイプのスニーカーを履いている人を見て、そのスニーカーの詳細を知りたくなったときや、よく知らないTwitter/Xの用語を発見したときなどに重宝する。iOSのホーム/ジェスチャーバーを長押しして、画面を素早くスキャンし、検索を実行できるようになれば、非常に便利だろう。

 次に、「写真」アプリにAIを導入して、編集機能を強化してほしい。Googleの「編集マジック」、サムスンの「生成AI編集」、OnePlusの新しい「AI Eraser」(AI消しゴム)はすべて、邪魔な物体やフォトボマー(写り込んだ他人)を画像から消去する手段を提供する。これらは楽しいだけの機能ではない。筆者はそれらのツールを使って、見知らぬ人を写真から消去した後、生成AIを利用して、空いた背景を埋めることがよくある。

 最後に、ライブ翻訳機能は頻繁に旅行する人の役に立つかもしれない。特に「メッセージ」や「WhatsApp」「ファイル」などのアプリで、iPhoneが別の言語のテキストと音声を検出して、それを英語やそのほかの希望言語に翻訳するためのポップアップを表示してくれるようになったら、便利だろう。

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