イオン、約4000店舗で電子レシートを提供–ペーパーレスによるCO2削減図る

今回は「イオン、約4000店舗で電子レシートを提供–ペーパーレスによるCO2削減図る」についてご紹介します。

関連ワード (マーケティング、流通テック最前線等) についても参考にしながら、ぜひ本記事について議論していってくださいね。

本記事は、ZDNet Japan様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。


 イオンは6月13日、レシートをスマートフォン上で受け取れる「レシートレス機能」を同21日から順次グループ19社の約4000店舗で提供すると発表した。

 電子レシートは通常紙で提供されるレシートを電子化したもので、顧客は自身のスマートフォンで購買履歴を確認できる。イオンは、商品を購入した顧客のうち約10%が電子レシート機能を利用した場合、削減されるロール紙を樹木に換算すると、グループ全体で年間約7.8万本分に相当すると見ている。

 レシートレス機能は、対象店舗でイオンの公式アプリ「iAEON(アイイオン)」の「会員コード」を提示することで利用できる。レシート内容を画像としてスマートフォンに保存する機能も搭載しており、紙のレシートと同様に返品や領収書発行にも対応している。

 電子レシートの利用では、初回設定が必要となる。iAEONトップ画面の「イオンのサービス」あるいは「お気に入り店舗(対象店舗のみ)」内の「レシートレス」アイコンをタップし、ガイドページから規約に同意すると登録が完了する。レシートは商品ごとに発行され、同アプリの「お買い物履歴」から商品情報をタップすると内容を確認できる。

 導入予定企業は、イオンリテール、イオン北海道、イオン東北、イオン九州、イオン琉球、イオンリテールストア、サンデー、イオンスーパーセンター、イオンバイク、イオンリカー、ダイエー、イオンマーケット、マックスバリュ東海、マックスバリュ北陸、光洋、まいばすけっと、イオンビッグ、イオンウエルシア九州、R.O.Uの19社。

 イオンは6月21日~8月31日、電子レシートを利用した顧客を対象に、共通ポイント「WAON POINT」を毎回3ポイント提供するとともに、税込3000円以上の買い物をした顧客の中から抽選で1000人に限定デザインのエコバッグをプレゼントする。電子レシートの推進によりイオンは、顧客の利便性向上に加え、同社が目指すサステナブルな社会の実現につなげることを目指す。

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