すかいらーくグループ、品質管理部門の検査業務プロセスをデジタル化
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すかいらーくホールディングスは、食品検査向けのシステム基盤として「SmartDB」を導入した。新システムは1月から稼働している。ドリーム・アーツが3月12日に発表した。
同社グループの食品検査ではこれまで、10年以上前にフルスクラッチで構築されたシステムを利用していた。しかし、細菌検査の手法変更や検査依頼など前後に発生する業務に素早く対応できず、システムの改修に膨大なコストが必要となっていた。
SmartDBの導入後は、業務をよく理解している品質管理部門が新しい食品検査システムを4カ月で構築した。新システムでは、旧来の複雑な業務プロセスを漏れなく再現できているという。
同社グループは、細菌検査の業務プロセスを一元管理するシステム基盤としてSmartDBを活用している。取引先の検査から、原材料、加工途中、完成したメニューまで、それぞれに細菌・残留農薬・アレルギーなど検査項目を設け衛生面での品質を管理している。約170種類の検査基準で、年間約10万件の検査を実施している。
SmartDBについては、同社の複雑な業務要件に標準機能で対応できる点や、ITの専門知識がなくてもシステムを構築・改善できる点が高く評価された。また、300項目以上ある検査データを蓄積・管理でき、環境変化に柔軟に対応できる点も採用のポイントになった。
今後は、SmartDBを活用したシステムを「台湾すかいらーく」にも展開する予定だ。