「Linux Lite 7.0」を試す–軽快な動作と豊富なアプリ、高いカスタマイズ性
今回は「「Linux Lite 7.0」を試す–軽快な動作と豊富なアプリ、高いカスタマイズ性」についてご紹介します。
関連ワード (さまざまなLinuxディストリビューションの世界、特集・解説等) についても参考にしながら、ぜひ本記事について議論していってくださいね。
本記事は、ZDNet Japan様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。
先頃、筆者の友人が古いノートブックをもう一度使えるようにしたいと思っていた。その旧式のIntelベース「MacBook」はAppleのサポートが終了していたため、どこかの埋め立て地に送って処分するのではなく、一度も使ったことがない「Linux」をインストールしようと友人は決断した。
最初に試したのは「Linux Mint」だった。出発点としては間違いなく良いものだが、残念ながら友人はインストールに失敗した(主な原因はマシンの執拗なまでの遅さ)。そこで筆者に助けを求めてきたわけだ。
ハードウェアを考えると、論理的に提案できる選択肢は「Linux Lite」しかなかった。このインストールはうまくいったが、誤ったキーボードレイアウトが自動的に選択されてしまった。幸い、この問題は容易に修正できた。
この経験の後、筆者はLinux Liteをしばらくレビューしておらず、それを是正する必要があることに気づいた。筆者はISOをダウンロードして、仮想マシンを起動し、5分とかけずにデスクトップにログインした。
軽量Linuxディストリビューションをレビューするときはいつも、それがどのようなものなのか分かっている。傾向としてはかなり一般的で、飾り気や派手さはない。必要な仕事はこなすが、それ以上のことはあまりしない。
だからこそ、Linux Liteはこの「ジャンル」で唯一無二だという印象を受けた。だが、過剰なまでの効果や美化が施されているわけではない。これは「Xfce」デスクトップの(カスタマイズされてはいるが)非常に忠実なバージョンだ。そのため、自分のニーズに合わせて、いつでもさらにカスタマイズすることができる。筆者はわずか2分でデスクトップを好みのインターフェース(ドック風のパネル、デスクトップアイコンなし、より明るいテーマ)に設定できた。