日立Sol、米o9 Solutionsと販売代理店契約を締結–AIで製造業の需要予測や計画最適化を支援
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日立ソリューションズ7月23日、同月9日付で米o9 Solutionsと販売代理店契約を結んだと発表した。AIを活用してサプライチェーンの需要予測や計画最適化を支援する「o9 デジタルブレイン・プラットフォーム」の提供を始める。提供価格は個別見積りとなっている。
o9 Solutionsのプラットフォームは、世界では流通小売、製造、エネルギー、テック企業などで導入され、アジアや日本でも家電、半導体、アパレル、製薬、出版などの業界で利用されているという。
サプライチェーン計画の主要指標のもととなる供給、生産、在庫、輸送、販売に関するデータに加え、気候災害や為替、事故など社内外の膨大なデータを独自のデータベース技術により高速で分析し、AIを活用した精度の高い需要予測を支援する。
また、グローバルサプライチェーンのデジタルツインを構築し、売り上げや収益、リードタイム、納期、二酸化炭素(CO2)排出量などの優先事項を考慮した複数のシナリオで計画をシミュレーションすることが可能となっている。利便性の高いユーザーインターフェースやダッシュボードによる可視化で、画面上のサプライチェーンを視覚的に操作し、要素の詳細をドロップダウンで簡単に確認することもできる。
統合基幹業務システム(ERP)や財務計画などの外部システム連携やサプライヤーでの利用など、企業を横断した業界全体のサプライチェーン計画の最適化にも対応する。