生成AIでの開発、イメージ以上に大きい実態とのギャップ
今回は「生成AIでの開発、イメージ以上に大きい実態とのギャップ」についてご紹介します。
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情報サービス産業協会が公表した「情報サービス産業における情報技術マップに関する調査報告」の2024年度版によると、システムインテグレーション(SI)で今後利用すべき要素技術の上位15件において、初ランクインの「生成AIを使った開発」「生成AI利用技術」が1位、2位だった。「生成AIを使った開発」はプロンプトエンジニアリングなどAIに開発を支援させる使い方、「生成AI利用技術」はユーザー企業に提供するプラットフォームを指す。生成AI活用への関心度の高さを示す結果となっている。なお、前年1位の「機械学習」は3位だった。
一方で、実際にSIで利用したかを問う質問では、「生成AIを使った開発」は9%、「生成AI利用技術」は15.8%と低い水準にとどまっている。
同調査では、「SIで利用が増えた技術」という視点でもデータを公表しており、上位から順にウオーターフォール開発、商用DBMS、ウェブ会議システムが続いている。ウオーターフォール開発については、「利用すべき技術である」という回答は6.9%と少ないものの、「継続して利用する予定」との回答が84.2%と高い値を示した。 新技術と旧世代からある技術の利用において、理想と現実のギャップが存在していることが分かる。ここでは、新技術の行方を追うべく「生成AIを使った開発」に着目し、関連する記事を集めた。