Cloudflare、AI監査ツールを発表–サイトコンテンツにアクセスするAIボットを分析
今回は「Cloudflare、AI監査ツールを発表–サイトコンテンツにアクセスするAIボットを分析」についてご紹介します。
関連ワード (ソフトウェア等) についても参考にしながら、ぜひ本記事について議論していってくださいね。
本記事は、ZDNet Japan様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。
最近、何人かの人から、私の記事は人工知能(AI)が書いていると言われた。そんなことはない。しかし、AIが手助けをしているように見える理由はある。私は、1万5000本近い記事、5冊の書籍、数百のホワイトペーパーを出版・公開している。これらコンテンツ全てを合わせると、約1200万語を世に送り出していることになる。そのうち50万語ほどは「Linux」とオープンソースに関してのものだと考えている。
では、読者の皆さんは、AIがその技術を学習したのはどこだとお考えだろうか。そう、私からだ。そして、OpenAIや「Meta AI」「Google Gemini」が私の仕事のためにいくら支払ってくれたか。1セントたりとも支払っていない。
現在、ネットワーク企業Cloudflareは、自分のコンテンツがどのように使われているかを知りたい人に向けて「AI Audit」というソリューションを提供している。このツールは、ウェブサイト所有者に対し、自身のコンテンツとAIボットがどのようにやりとりしているかを分析・制御する機能を提供する。
AI Auditは、ウェブサイト所有者が以下の項目を確認する詳細な分析を提供する。
この可視化により、コンテンツクリエーターは、どのようにコンテンツがAIモデルに使われるかについて、情報に基づいた決定を下せるようにする。
同ツールは、シンプルだが強力な制御メカニズムも提供する。ワンクリックで、全てのAIボットをブロックできる。
この機能は、素早い制御を可能にするので、ユーザーのトラフィックとビジネスに対してボットがどのような影響を与えているかについて時間をかけて把握することを可能にする。
より詳細な制御のためにAI Auditは次の機能を提供する。
「AI Audit」タブは、既存の顧客なら「Cloudflare」のダッシュボードを通じてアクセスできる。同ツールは、Cloudflareのグローバルインフラと統合されており、同社の規模を活用することでインターネット全体にわたり監査機能を提供する。
AI Auditを試すには、「AI Value Tool Waitlist」に登録する必要がある。Cloudflareは米国太平洋時間9月26日11時、さらなる技術的・実用的な詳細を初の開催となる「Builder Day Live Stream」で明らかにする予定だ。