複数デリバリーサービスからの注文を一元管理できる飲食店向けSaaS「Camel」を提供するtacomsが3億円のシリーズA調達
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本記事は、TechCrunch様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。
デリバリー注文一元管理サービス「Camel」(キャメル)を提供するtacoms(タコムス)は2月22日、シリーズAラウンドとして総額3億円の資金調達を実施したと発表した。引受先はXTech Ventures、ANRI。
調達した資金は、エンジニア・セールス・カスタマーサクセスなどの採用強化、マーケティングやプロダクト開発などの事業投資にあてる。「デリバリー・テイクアウトサービス、POSシステム等など外部サービスとの連携強化」「全国の飲食店舗への認知・導入拡大のための組織拡大」「導入店舗へのサポート体制の強化」を実現する。
昨今多くの飲食店では、コロナ禍などにより数々のデリバリーサービスの導入を進めているものの、すでに飲食店の現場・厨房内では各サービスごとの注文受注用端末があふれている状況にあるという。サービスごとの管理画面にログインし、注文対応状況やメニュー更新作業が必要などその管理が非常に煩雑となっているそうだ。
これに対してtacoms提供のCamelでは、連携する全デリバリー・テイクアウトサービスからの注文を1台のタブレット端末で一括で受注可能となっており、デリバリー業務に必要な店舗側の一連のオペレーションを簡潔化できる。新しくデリバリーサービスに出店する際もオペレーションが煩雑化することなく、管理コストの削減・売り上げの最大化を狙えるとしている。2021年5月の正式リリース以降、累計導入店舗は全国5500店舗を突破したという。
また、店舗のPOSおよびOESとの連携により、デリバリーの注文が入ると自動的に注文のPOSプリンターから調理伝票が出力され、ハンディ端末への注文情報の再入力コストのカットも実現できる。