鹿屋市、「BtoBプラットフォーム 請求書」で年間5万通の請求書をデジタル化

今回は「鹿屋市、「BtoBプラットフォーム 請求書」で年間5万通の請求書をデジタル化」についてご紹介します。

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本記事は、ZDNet Japan様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。


 鹿児島県鹿屋市は、インフォマートの電子請求書発行システム「BtoBプラットフォーム 請求書」を導入した。年間約5万通の請求書をデジタル化し、業務効率化、コスト削減、住民サービスの向上を目指している。

 2023年に運用を開始して以来、請求書の処理状況が可視化され、支払漏れが防止されている。また、入力作業や金額確認作業が不要になり、職員の負担が大幅に軽減された。さらに、支払通知書のペーパーレス化により、印刷・郵送コストも削減された。事業者も請求書の処理状況をオンラインで確認でき、事務作業の効率化が図れている。電子帳簿保存法に対応しているため、適格請求書発行事業者はインボイスの交付・保存が可能。

 BtoBプラットフォーム 請求書は、請求書の発行だけでなく、受取や支払金額の通知など、さまざまな請求業務をデジタル化できるクラウドサービスである。時間、コスト、手間のかかる請求業務を大幅に改善し、ペーパーレス化や経理のテレワークを推進する。請求書のやりとりは、PDFなどへの変換を必要としない「データtoデータ方式」を採用しており、電子帳簿保存法やインボイス制度にも対応している。

 鹿屋市の登録事業者は約1200社で、年間約5万通の請求書を郵送や持参で受け取っていた。これらの請求書は、職員が手作業で財務会計システムに入力し、原本をスキャンして支払調書に添付する必要があった。また、市内には支所や出張所などの出先機関があり、そこで受け取った請求書は職員が車で本庁まで運ぶ必要があった。さらに、事業者にとっても印刷、封入、郵送などの手間とコストがかかっていた。

 BtoBプラットフォーム 請求書については、単に請求書の電子化だけでなく、受領した電子データを財務会計システムに自動連携し、伝票入力を自動化できる点を高く評価している。また、多くの企業や自治体での導入実績があり、信頼性が高く、充実したサポート体制も評価された。さらに、他のサービスと比較してコスト面でも優れていたことも採用のポイントとなった。

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