グーグル、検索結果で青色の認証済みチェックマークをテスト中
今回は「グーグル、検索結果で青色の認証済みチェックマークをテスト中」についてご紹介します。
関連ワード (セキュリティ等) についても参考にしながら、ぜひ本記事について議論していってくださいね。
本記事は、ZDNet Japan様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。
次にGoogleを利用してオンラインで企業を検索する時には、検索結果に表示されているのが間違いのないリンクかどうか見分けるのが少し簡単になっているかもしれない。
Googleは現在、「Google検索」で企業の認証付き検索結果をテストしている。ある企業を検索した際に、一部の検索結果に青色のチェックマークが表示されるかもしれないが、このチェックマークは、その企業のサイトにつながる本物のリンクであることを意味する。
本物と紛らわしいURLを利用する犯罪者や偽のサイトを回避し、ユーザーが検索するつもりだったサイトにたどり着けるようにするのがテストの目的だ。これは、「Gmail」の送信者が認証済みであることを示す青色のチェックマークを2023年に追加したのに続く対応のようだ。
青色のチェックマークは、筆者が自分のGoogleアカウントにログインした時には表示されなかったが、シークレットモードで同じ検索を試したら表示されたので、今のところ、この実験は広く実施されているわけではない。筆者は、テクノロジーや電子機器、高級衣料品、自動車など、さまざまなサイトで青色のチェックマークを目にした。思い浮かんだブランドを検索しただけで、Meta Platforms、Nike、Amazon、Apple、サムスン、Nordstrom、Prada、Audiなどで認証マークが表示された。
認証付きの検索結果は、ローカル企業や小規模企業については表示されないようだ。大手のレストランでも表示されなかった。顧客が何かを購入したり機密情報を送信したりする可能性が高い超大手企業のウェブサイトに的を絞っているようだ。
青色のチェックマークにマウスオーバーすれば、「このアイコンは、Googleの収集したシグナルがこの企業が本物であることと示しているため、表示されています」という内容の説明用メッセージが表示される。さらに、「この企業やその製品の信頼性を、Googleは保証できません」という警告も表示される。
Googleは、どうやってそれらのリンクが安全だと判定したかを明らかにしていないが、The Vergeの取材に対して、プロセスには少なくとも一部に手作業による認証作業が含まれると述べている。