アイムービック、オフショア開発に「Backlog」を導入–情報を一元管理
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アイムービックは、ヌーラボのプロジェクト・タスク管理ツール「Backlog」を導入し、ベトナム企業とのオフショア開発における課題を解決した。12月12日、ヌーラボが発表した。
アイムービックは、ウェブサイト・システム開発や保守運用を通じて、顧客のビジネス課題を解決するIT企業。「Amazon Web Services(AWS)」の導入・構築、ウェブサイト・ECサイト・システム開発・保守、サーバ運用保守・代行などを手がける。
同社では、ベトナム企業とのオフショア開発で、「Microsoft Excel」によるプロジェクト管理を実施してきたが、昨今では業務量が増加し、スムーズに管理できなくなっていた。特にバージョン管理などのファイル関連業務や、進捗(しんちょく)状況把握、情報一元管理などに課題があったという。
Backlogは、使いやすいデザインと操作性を業界・業種を問わず提供するプロジェクト・タスク管理ツール。タスク管理、Wiki、バージョン管理システム「Git」、ガントチャートなど、豊富な機能をオールインワンで提供し、人数無制限で利用可能だ。
アイムービックでは、Backlogの導入により、ガントチャートでタスクの進捗状況を可視化できるようになったという。遅延タスクの早期発見と迅速なサポートも可能となり、管理コストが低減された。バージョン管理の面では、分散型バージョン管理機能であるGit機能でソースコードの変更履歴を容易に把握できるようになり、従来のように新規ファイルを作成し、ファイル名や日付で管理する手間が不要となった。
このほかチーム連携の面では、共通ルールによる業務の見える化ができるようになった。タスク登録時に「誰が・何を・いつまでに」という情報を明確にし、テンプレートを活用して必要な情報を確実に伝える仕組みを構築した。これによりベトナムのパートナー企業とも円滑なコミュニケーションを維持できているという。
同社ではBacklogについて、部門や国を超えたチームでプロジェクトを成功させるための必須ツールと評価しており、現在ではオフショア開発だけでなく、バックオフィスやデザイン業務など全社的に活用しているという。