NEC、メインフレーム新型機を発売–オープン環境との連携やセキュリティ機能を強化
今回は「NEC、メインフレーム新型機を発売–オープン環境との連携やセキュリティ機能を強化」についてご紹介します。
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NECは12月12日、メインフレーム「ACOS-4」中型機の新製品となる「i-PX AKATSUKI/S100」シリーズを発売した。オープン環境との連携やセキュリティ機能を強化している。
新製品では、ウェブサービスや業務パッケージなどからACOS内のデータに対する問い合わせ、操作を簡単に行えるようHTTPリクエスト時のパラメーターとしてSQL命令を渡すことにより、従来の単一条件検索だけでなく、複数条件の検索やSQL関数などを使用できるようにした。また、ACOSに保存しているデータの更新や削除、挿入などの機能も提供するほか、検索結果の返却形式に列名と値のみのシンプルなデータ形式を追加して、クライアント側での取り扱いを容易にしている。
セキュリティ面では、新たにアプリケーションのプログラムの真正性を検証する機能を搭載しており、真正性検証機能を定期的に巡回させることでプログラムの変化を検出し、万一の情報漏えいや不正利用などの早期発見と対処を支援するという。
また、CPUも強化し、最上位モデルでシステム性能が約1.3倍向上した。
製品出荷は12月25日に開始し、価格は個別見積もり。同社は今後5年間で200台の販売を見込んでいる。