大和リビング、賃貸住宅のメーター検針を自動化–アタッチメント方式で既存機器活用

今回は「大和リビング、賃貸住宅のメーター検針を自動化–アタッチメント方式で既存機器活用」についてご紹介します。

関連ワード (運用管理等) についても参考にしながら、ぜひ本記事について議論していってくださいね。

本記事は、ZDNet Japan様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。


 大和ハウス工業のグループ会社である大和リビングは、「ZEH-M」(Zero Energy House Mansion)仕様の賃貸住宅「D-ROOM」の電気、ガス使用量などの報告に、アシオットの自動検針サービス「A Smart」を導入した。IoTとAI技術を用いたデバイスとサービスの企画・開発などを手掛けるアシオットが発表した。

 一次エネルギー消費量の収支ゼロを目指した「ZEH-M」仕様の賃貸住宅では、建設する際に国の補助金を利用する場合、集合住宅の省二酸化炭素(CO2)化促進事業として、毎月の電気使用量、ガス使用量などを報告する義務がある。しかし、大和リビングでは、データの取得と管理を全国で100を超える営業拠点と連携して実施しているため、現場への負担や管理業務が大きな負担になっていたという。

 A Smartは、アナログメーターにアタッチメント方式で取り付けられるエッジAI型の自動検針サービス。既存のメーターをそのまま使用でき、水道、電気、ガス、針式アナログなどさまざまな既存のメーターに対応することが可能だ。エッジAI技術によって、デバイス側で取得データを処理し、クラウドに送信できるため、通信量を低減し消費電力も削減できる。

 A Smartの導入により、物件へ行かずとも検針ができるようになり、システム上で物件ごとのデータが整理されるため、データ集計や入力作業を効率化できるという。

 アシオットでは、A Smartを通じ、従来では取得できなかった情報のデータ化と学習済みエッジAIモデルを組み合わせ、現場でのDX化に貢献していくとしている。

COMMENTS


Recommended

TITLE
CATEGORY
DATE
「あつ森」でデータサイエンス解説 野村総研らが動画で公開 (1/2 ページ)
ロボット・AI
2021-08-06 19:48
eBPFプログラムを手軽にコーディング、ビルドし、コンテナ形式にパッケージングしてシェアできる「Bumblebee」オープンソースで登場
eBPF
2022-01-17 01:16
変貌する「X」で走る広告測定ソリューション–ブランド価値を精緻に保護
IT関連
2024-03-07 09:37
Vagrantが開発言語をRubyからGo言語へ切り替え、次のメジャーバージョンアップ「Vagrant 3.0」で。現バージョンとの互換性は維持
HashiCorp
2021-06-14 16:53
東芝デジタルソリューションズと三井住友海上、保険契約者向け雹災アラートを実証実験
IT関連
2023-06-29 06:24
日本エイサー、Chromebookを5万台増産 “子供1人にPC1台”施策での需要を見込む
企業・業界動向
2021-01-28 17:20
GitHub、AIペアプログラマー「Copilot」のビジネス版と音声操作機能を発表
IT関連
2022-11-12 22:55
使用済み電子製品を簡単に現金化できるBackflip
ハードウェア
2021-04-04 04:23
ローソン、食品の値引き額をAIで算出 まずは東北で、2023年度までに全店展開
ロボット・AI
2021-06-24 05:25
BuzzFeed Japanとハフポスト日本版が合併、既存ブランドはそれぞれ運営継続
ネットサービス
2021-04-01 20:50
空港の自動チェックイン機、タッチパネルを非接触化 JALが国内初
企業・業界動向
2021-03-24 08:14
3社連携で「変革のNEXTステージ」へ進む–NTTドコモ・井伊社長
IT関連
2023-01-06 07:01
Apptio製品責任者が語る、DX推進で高まるクラウド支出への課題意識
IT関連
2023-02-04 00:32
カプコンのゲームIP戦略に変化 「バイオハザード」に“身長280cm美女”が出る背景
くわしく
2021-06-08 19:47