高知信用金庫と富士通、勘定系をメインフレームからオープンシステムに移行
今回は「高知信用金庫と富士通、勘定系をメインフレームからオープンシステムに移行」についてご紹介します。
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富士通は、高知信用金庫(高知市)の勘定系システムをメインフレームからオープンシステムに移行するプロジェクトを開始したと発表した。2030年1月までの完全移行を目指すという。
富士通は、高知信用金庫と約半世紀にわたりシステム開発で協働しているという。今回のプロジェクトでは、高知信用金庫が構想する次世代基幹系システム「CORE01」(コアゼロワン)を開発し、システム基盤をメインフレームからオープンシステムに移行する。
現行システムは、富士通の開発効率化ツール「BAGLESII」で作成しているとし、移行プロジェクトでは、これをNetCOBOLに移行。ここでは、富士通でBAGLESIIや「COBO」「NetCOBOL」などのレガシー領域の技術スキルや実践経験を持つ専任メンバーの「富士通モダナイゼーションマイスター」が参画し、円滑で正確な移行を遂行していくとする。
また、移行において例えば、BAGLESが出力するCOBOLの可読性やメンテナンス性の向上を目的に、富士通のAI技術や自動変換処理なども活用して手作業を補完し、品質向上を目指すとしている。