サテライトオフィス、個人情報を含むファイルを検知/暗号化するサービスを提供
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サテライトオフィスは10月11日、個人情報を含むファイルの検知/隔離/削除/暗号化機能を備えた監視ソフト「PCFILTER」(提供元:JSecurity)の提供を開始した。「個人情報含むファイルの検知/隔離/削除/暗号化機能 for PCFILTER」のサービス名で展開する。
PCFILTERは、メールアドレスや電話番号、住所情報、クレジットカード番号などの個人情報を含むファイルを、PCやファイルサーバー、ネットワークドライブをスキャンして文字列を検索し、適切な対策と管理をサポートする。検索には独自の技術を用いており、スキャン時間(実測値)は、1000ファイルで79秒、200ファイルで16秒としている。検索した個人情報ファイルは、保管用フォルダーに移動するほか、自動的に暗号化や削除が可能だ。
同ソフトでは、ファイルの閲覧、編集、保存、コピー、移動、転送時に個人情報が含まれていた場合、リアルタイムに個人情報を検出し、通知を行う。個人情報をリアルタイムに自動で検索するほか、管理者による強制検索やスケジュール予約検索、検査除外フォルダーの設定も可能としている。
また、個人情報が含まれる文書の印刷やUSBメモリーなどの記憶媒体にコピーされることを遮断し、情報漏えいを防止。個人情報を含む印刷物には「社外秘」や「機密情報」など、任意の文字で透かしマーク(ウォーターマーク)を付与し、印刷できる。
検知や隔離などの監視結果は全てサーバーに保存され、社内PCやネットワークドライブに保存された個人情報の保有状況を可視化できる。これにより、監査や管理を容易に行うことができるという。
情報セキュリティ管理者は、PCFILTERのクラウドサイトにログインすることで、組織内の個人情報の保有状況やセキュリティ状況を一元管理できる。