みずほ信託銀行、資料動画化サービス「SPOKES」導入–パワポから作成

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　みずほ信託銀行は、資料動画化サービス「SPOKES」の利用を開始した。2月20日、同サービスを提供するBloom Actが発表した。今回の導入で、同行は、行員向けの研修や代理店向けの説明資料を、動画で効率的に提供できるようになった。

　SPOKESは、「PowerPoint」の資料をアップロードするだけで、合成音声付きの動画を簡単に作成できるサービスだ。リリースからわずか2年で600社以上が導入しており、金融機関だけでなく、自治体や教育機関など、幅広い分野で活用されている。

　従来の動画制作のように、撮影や録音、編集といった手間が不要となる。PowerPoint資料を修正するだけで、動画も自動的に更新されるため、常に最新の情報を提供できる。また、高品質な合成音声によるナレーションは、説明のバラつきをなくし、正確な情報伝達を可能にする。

　さらに同サービスは、32種類の言語に対応し、多言語展開も可能となっている。インタラクティブ機能により視聴者が興味のある箇所を選んで視聴でき、外部リンクへの遷移も可能だ。このほか視聴ログを収集し、顧客の興味関心を把握するとともに、CSV形式でのデータ出力にも対応する。

　みずほ信託銀行では、これまで研修資料の準備や代理店への説明に多くの時間と労力を費やしていた。特に、研修内容の変更や代理店からの質問対応など、頻繁な資料修正が必要となる場面では、その負担は大きかった。将来的には、顧客向けの商品説明や手続き案内など、幅広い用途での活用も視野に入れているという。