セールスフォース、「Agentforce for Sales」を日本語で提供

今回は「セールスフォース、「Agentforce for Sales」を日本語で提供」についてご紹介します。

関連ワード (ソフトウェア等) についても参考にしながら、ぜひ本記事について議論していってくださいね。

本記事は、ZDNet Japan様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。


 セールスフォース・ジャパンは4月3日、自律型AIエージェントで営業チームを強化する「Agentforce for Sales」を日本語で提供開始した。

 Agentforce for Salesは、企業向けデジタル労働プラットフォーム「Agentforce」をセールス部門向けに特化したAIエージェント。営業組織では、データ入力や資料作成といった反復作業に多くの時間と労力が費やされており、付加価値の高い活動に十分な時間を確保できていないことが課題となっている。

 Agentforce for Salesは、自律的にリードの追跡や商談の進ちょく管理を行い、必要に応じて問い合わせ対応やデータ更新を自動で処理する。これにより、営業担当者は重要な商談や意思決定に専念できるようになる。人的リソースの制約を超えて業務処理能力を拡張できる点も特徴だ。

 「Agentforce セールスディベロップメント」と「Agentforce セールスコーチング」(近日中)の2つがすぐに日本語で利用可能となっている。

 Agentforce セールスディベロップメントは、製品やサービスに関する質問などにAIエージェントが自律的にメールで回答し、顧客から反論や異論の返信があった場合にも切り返しながら対応する。また、営業担当者に代わって訪問や会議の日程調整を行うことで、インバウンドリードを24時間体制で継続的にナーチャリングする。これにより、営業担当者はより価値のあるタスクに集中できる一方で、AIエージェントが残りのリードをファネルの中で進め、どんな機会も取りこぼさないように確実に管理する。

 Agentforce セールスコーチングは、AIエージェントとのロールプレイを通じて、顧客への説明やプレゼンテーションの改善、異論や反論があった場合の切り返しなど、契約成立に至るまで、必要な時に的確なコーチングを提供するもの。営業担当者は顧客関係管理(CRM)データに基づいた一貫性のあるフィードバックをリアルタイムで受け取ることができ、各インタラクションを通じて継続的にスキルを向上させることが可能という。また、コーチングの有無による成約率および失注率を詳細に分析し、ROI(投資対効果)を迅速かつ正確に評価できるとしている。

 いずれも、「Enterprise Edition」「Unlimited Edition」「Performance Edition」「Einstein 1 Edition」にアドオンライセンスを追加することで利用可能。1つの会話当たり240円からで、標準的なボリュームディスカウントが適用される。

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