ファン内蔵テック系マスクの真価は? Philips「ブリーズマスク」を2週間使ってみた (1/2 ページ)
今回は「ファン内蔵テック系マスクの真価は? Philips「ブリーズマスク」を2週間使ってみた (1/2 ページ)」についてご紹介します。
関連ワード (二枚構造、西田、認識等) についても参考にしながら、ぜひ本記事について議論していってくださいね。
本記事は、It Media News様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。
気になっていた商品を思わず買ってしまったので、今回はそれをご紹介したいと思う。Philipsの「ブリーズマスク」だ。
この記事について
この記事は、毎週月曜日に配信されているメールマガジン『小寺・西田の「マンデーランチビュッフェ」』から、一部を転載したものです。今回の記事は2021年2月8日に配信されたものです。メールマガジン購読(月額660円・税込)の申し込みは。
ノーマリーマスクなご時世、皆さんも多数のマスクをお持ちのはず。最近はマスクにも「テクノロジー導入」の流れが生まれている。オランダPhilipsの「」もそんな製品の一つだ。簡単にいえば、ファンを内蔵していて呼吸の苦しさをカバーできるものである。2021年のCESでも、RAZERが1676万色に光るゲーミングマスクを発表していたが、これも同じようなものである。フィリップスのものには、さすがに照明は組み込まれていないが。
発売されたのは2020年11月なのだが、製品そのものに加え、一緒に使うフィルターの品切れが続いていたこともあり、入手できていなかった。1月も半ばを過ぎたあたりで入手可能になってきたので、筆者も購入してみた次第だ。
2週間弱使ってみたので、その感想も含め語ってみたいと思う。
ブリーズマスクとはなにか
すでに述べたように、ブリーズマスクは「ファンで空気の入れ替えを助けるマスク」である。普通のマスクと違い、プラスチックのちょっとサイバーな出っ張りがあるのが特徴。表面についている丸いものは、ボタンでありファンの動作状況を示すLEDでもある。といっても、自分がつけている時には光ってもわからないので、光り方はごく控えめ。動作状況はほぼファンの音で認識する、といっていい。
本体は二重構造になっている。メッシュ構造で比較的硬い外側のマスクと、不織布をベースにしたN95対応のマスクに、ファンと直結する特殊フィルターが付いたものを重ねて使う。
両方重ねて、ファンを使わない状態でももちろん十分に呼吸はできる。普通のマスクと比べても、別に息苦しさはない。ファンモジュールがあって二枚構造なので、マスクそのものはかなり重い(約60g)のだが、形状がしっかりしていて「顔全体で重さを支える」感じになり、そこまで負担は感じない。ただし、折り畳んでポケットなどにしまうにはかさばるし、マスクを外してあごまでずらす、という使い方はちょっとしにくい。
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