「Windows 11」に馴染めないなら–UIを「Windows 10」に近づける小技
今回は「「Windows 11」に馴染めないなら–UIを「Windows 10」に近づける小技」についてご紹介します。
関連ワード (ソフトウェア等) についても参考にしながら、ぜひ本記事について議論していってくださいね。
本記事は、ZDNet Japan様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。
「Windows 11」に移行した人には、より合理化されたインターフェースから「Android」アプリをダウンロードできる機能まで、試してみるべき新機能がたくさんある。Windows 11は2021年10月に段階的な展開が開始されたが、Microsoftによると、当初の予定である2022年半ばよりも早く展開が完了する見通しだという。とはいえ、Windows 11では、慣れ親しんだ「Windows」の外観に大きな変更が加えられているので、一部の機能について、「Windows 10」の方が良かったと思っているユーザーもいるかもしれない。
「スタート」メニューを左側に表示したい人や、タスクバーに「ウィジェット」ボタンがあることに未だに違和感を覚える人は、いくつかの簡単な変更を実行するだけで、Windows 10の雰囲気を少し取り戻すことができる。
本記事では、Windows 11の外観をWindows 10に近づけるさまざまな方法を紹介する。
先に断っておくが、Microsoftは現在、Windows 11のスタートメニューをWindows 10と全く同じように表示させる機能を提供していない。とはいえ、それに近づけることは可能だ。スタートメニューとタスクバーが左側に表示されるWindows 10のUIが好きだった人は、Windows 11でも簡単にそれらを左側に移動させることが可能である。その手順は以下の通りだ。
これにより、タスクバーとスタートメニューが画面の左下に移動するはずだ。気が変わった場合、中央に戻すことは可能だが、右端に移動することはできないので、注意してほしい。
Windows 11では、アクションセンター(受信した通知を表示し、アクションに素早くアクセスできるエリアを提供するWindows 10の機能)に表示されていたアイテムが、タスクバーの右端の通知センターおよびクイック設定パネルに移動されている。ここから、よく使用されるアプリの設定と通知にアクセスできる。Windows 10のアクションセンターにあったアイテムを復元したい場合は、それらを新しいパネルに追加することが可能である。その手順は以下の通りだ。
「設定」に移動して「システム」を選択した後、「通知」を選択すると、アプリやそのほかの送信者からの通知を制御することができる。
タスクバーに表示されるWindows 11のウィジェット(またはウィジェットボタン)に違和感を覚える人は、そのボタンを簡単に非表示にすることが可能だ。
タスクバーの「ウィジェット」ボタンを右クリックして、「タスクバーに表示しない」を選択する。
ウィジェットの右側にある「チャット」ボタンも同じ方法で削除できる。
Windows 11のデスクトップにWindows 10の壁紙を表示することも可能だ。
Microsoftのリポジトリーにアクセスして、Windows 10向けの壁紙を探してもいいし、Googleで「Windows 10の標準の壁紙」を素早く検索して、Windows 10の背景を提供するWallpaperAccessのようなサイトを見つけてもいい。
タスクバーを左側に移動することはできるが(上記を参照)、別の場所に移動したり、アイコンを小さくしたり、ラベルを表示したりしたい場合は、どうすればいいのだろうか。MicrosoftはWindows 11でまだそうした機能を提供していない。アイテムをタスクバーにドラッグ&ドロップすることもできないが、Microsoftが今後のリリースでその機能を追加するとのうわさもある。
ただし、アプリをタスクバーに固定して、Windows 10のタスクバーにあったアプリを復元することは可能だ。アプリの実行中に、タスクバーでそのアプリのボタンを右クリックし、「タスクバーに固定」を選択するといい。