静銀信用保証、グループ推奨のクラウド上に「保証・求償債権管理システム」を構築

今回は「静銀信用保証、グループ推奨のクラウド上に「保証・求償債権管理システム」を構築」についてご紹介します。

関連ワード (ソフトウェア等) についても参考にしながら、ぜひ本記事について議論していってくださいね。

本記事は、ZDNet Japan様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。


 しずおかフィナンシャルグループ(旧:静岡銀行グループ)の静銀信用保証は、ウェブ版の「保証・求償債権管理システム」を導入した。同システムを提供するアイティフォーが7月12日に発表した。

 同システムは、保証会社の業務課題に対応したパッケージシステム。保証依頼の審査支援業務から保証料の計算や管理まで行える。審査システムや延滞債権管理システムとの連動ができ、保証業務の効率化を支援する。

 今回、同システムを導入した静銀信用保証は、住宅関連資金を中心とした消費者ローンの審査業務や保証業務を担う。しずおかフィナンシャルグループでは、システム面においてグループ全体で連携を深める動きを強めており、その一環としてグループで導入を推進するクラウド基盤上に、グループ会社のシステムを集約しているという。

 静銀信用保証では現行の保証・求償債権管理システムを稼働してから5年が経過しており、クラウド基盤を利用する形でのシステム更改を検討していた。また、グループ全体でワークスタイルの改革を進めており、遠隔地からでも業務ができる環境をつくるため、専用端末を必要とするクライアントサーバー型のシステムからの脱却を考えていたという。

 そこで同社は、現行のクライアントサーバー型システムの後継に当たるウェブ版の保証・求償債権管理システムを、しずおかフィナンシャルグループが推奨するクラウド基盤上に構築。静岡銀行が利用する「住宅ローン審査システム」と連携し、担当部署の約20人が主体となり同システムを利用するという。

 同システムに対して静銀信用保証は、現行システムから機能や操作性を継承するため、ユーザーにとっての移行がスムーズで、ユーザーインターフェース(UI)の改善により業務のスピードや正確性の向上が見込めるとしている。

 インフラ面では、同じクラウド基盤上のシステム間で効率的に連携でき、拡張性も高いため、社会のニーズに応えてグループ全体の改革にも効果的だとしている。また、専用端末が不要なため、担当部署の増員に際してインストレーション(設置)作業の手間がなくなるとともに、働く場所の自由度が高まり、ワークスタイル改革の推進にもつながるのではないかと期待を寄せた。

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