グーグル「Chrome」の悪用確認された脆弱性修正、アップデートを–マイクロソフト「Edge」も
今回は「グーグル「Chrome」の悪用確認された脆弱性修正、アップデートを–マイクロソフト「Edge」も」についてご紹介します。
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本記事は、ZDNet Japan様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。
Googleは、「Chrome」を「Windows」「macOS」「Linux」で使用しているユーザーに対し、バージョン99.0.4844.84にアップデートするよう求めている。実際に悪用されている脆弱性「CVE-2022-1096」に対処するアップデートだという。
Googleはこの問題について、「CVE-2022-1096:匿名の人物によって2022年3月23日に報告された、『V8』における型の取り違え(Type Confusion)の脆弱性」とのみ説明している。深刻度は重要(High)とされている。
V8はChromeのJavaScriptエンジンだ。サーバーサイドで稼働するNode.jsでも用いられている。現在のところ、影響の有無について明らかにされていない。
Googleは、大多数のユーザーがChromeをアップデートするまで、この問題に関する詳細の公表を控えるとしている。
また同社は、「さらに、その他のプロジェクトでも同様の依存関係があるサードパーティーのライブラリーにこの問題が存在し、修正がなされていない場合も、詳細の公表に関する制約が維持される」と述べている。
Microsoftは、「Microsoft Edge」のバージョン99.0.1150.55でこの問題を修正したとしている。