ルームクリップ、SaaS型製品データ基盤を導入–ECサイトの商品情報をAIで自動取得
今回は「ルームクリップ、SaaS型製品データ基盤を導入–ECサイトの商品情報をAIで自動取得」についてご紹介します。
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インテリア専門SNSを展開するルームクリップは、製品データ基盤のSaaS「Lazuli PDP」を導入した。同社が運営するECサイトの商品情報を整理し、充実させるための人工知能(AI)ソリューションとして活用する。Lazuliが7月26日に発表した。
Lazuli PDPは、複数の外部データベースに点在していた商品情報を一括して管理し、またデータを活用しやすい形に整理、拡張するための製品データ基盤(PDP)サービス。メーカーや小売業者、製薬業者などが保有する多様な商品マスターデータを、AIを活用して名寄せし、効能や製品の特徴からメタタグの付与や関連付けを行う。
ルームクリップは、家具や家電、雑貨などインテリアの写真を投稿・閲覧できる、住生活の領域に特化したSNS「RoomClip」を運営している。月間ユーザー数は600万人、写真枚数は500万枚を超える。
同社は3月から、投稿された写真を参考に、実際に商品を購入できる「RoomClipショッピング」の運用を開始している。RoomClipショッピングでは、約10万点の商品が、ユーザーの投稿写真とともに紹介されており、実際に購入することが可能だ。
Lazuli PDPの導入目的は、商品のサイズや色、類似品との違いについて詳細な情報を効率的に整理し、高精度かつ充実した商品情報を提供すること。ルームクリップでは、実際のユーザーから投稿された写真と、Lazuli PDPにより整理、拡充された情報を組み合わせることで、顧客体験価値の向上と利益増を実現するプラットフォームの構築を目指す。