MILIZEと三井住友信託銀行、文章・単語検索を効率化するエンジンを開発
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MILIZEは三井住友信託銀行と共同で、法人営業の提案業務・マーケティング業務を効率化する「文章データ分析エンジン」を開発した。
同エンジンは、顧客管理システム(CRM)から呼び出すことができる機能で、「PowerPoint」「Excel」「PDF」などで作成した保存済みの提案書に含まれる単語や文章(図表や画像内部のテキストを含む)を検索できる。また、各提案書の内容に則したキーワードにより自動でタグ付けをする機能を設けており、必要な提案書を容易に抽出することも可能だ。
金融機関の機械学習や自然言語処理を活用して金融機関のデジタル変革(DX)の支援を行っているMILIZEは、今回の開発プロジェクトにおいて、情報を利活用する基盤を構築し、CRMから呼び出すことのできる文書加工・分析エンジンおよびAPIを開発した。
ドキュメントの解析にはMILIZE独自のロジックを活用している。また、全文検索エンジンの「Elasticsearch」を利用し、高速な検索や同義語での検索を実現した。Elasticsearchは、さまざまなユースケースを解決する分散型RESTful検索/分析エンジンで、データを一元的に格納する。これにより超高速検索や、関連性の細かな調整、分析が大規模かつ手軽に実行できるという。
今後は、類似文書の検索、提案書のレコメンド機能、提案書のスコアリング、外部ニュースとのひもづけなど、機能のバージョンアップを図りながら、営業担当者の業務効率化と提案品質の向上に貢献していく。