人工知能が開くDevOpsの新たな可能性–開発者の役割はどう変わる?
今回は「人工知能が開くDevOpsの新たな可能性–開発者の役割はどう変わる?」についてご紹介します。
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本記事は、ZDNet Japan様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。
人工知能(AI)は、ソフトウェアのコードを生成し、テストし、デプロイする能力を有していることが示されている。
米ZDNetの同僚であるLiam Tung氏が最近記事にしたように「ChatGPT」といったツールは、コードを記述するだけでなく、バグを修正することもできる。
このような、知能的な自動化能力の出現は、今後の数カ月、そして数年における開発者の役割をどのように変えていくのだろうか?
まず歓迎すべき変化として、AIがDevOpsと組み合わさることで開発者のエクスペリエンスが大幅に向上するとともに、おそらくは多くの創造性の解放にもつながっていくという利点を挙げられるだろう。
DevOps界の著名人らが参加した最近のウェブキャストでは、開発者エクスペリエンスの重要性が高まっている点と、その理由についての分析、検討がなされた。その中で参加者らはDevOps、そして開発者の役割がAIとローコード/ノーコードといったテクノロジーによって豊かになっていくと語っていた。
ソフトウェアアーキテクトであり、クラウドコンピューティングとアプリケーションのモダナイズに関する著作もあるLee Atchison氏は「人間は長時間、同じ物事を繰り返して見るという作業が得意ではない。しかしコンピューターや機械学習(ML)はそういった作業に長けている」と述べた。
DevOpsの未来については説得力がある。CloudBeesにおいてプラットフォームおよびテクノロジー戦略の上級ディレクターを務めるHope Lynch氏は「DevOpsに関与してきた中で、今はとても興味深い時期だ」と述べ、「その理由にはAIやML、ローコード/ノーコードがもたらすインパクトもある。これらすべては開発者に向けて同時に収束している。また人々は、開発者のエクスペリエンスについてより深く考えるようになっている。開発者らとビジネスは実際のところ、どのような関係なのだろうか?開発者らは今や、閉ざされた部屋にこもっているのではなく、企業がビジネスを遂行する方法の一部となっている」と続けた。