みずほFG、予算管理・管理会計システムとして「Anaplan」導入–人的資本経営への活用を目指す
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みずほフィナンシャルグループ(みずほFG)は、予算管理・管理会計システムにSaaS型プラン二ングプラットフォーム「Anaplan」を採用した。同システムを提供するAnaplan Japanが発表した。みずほFGは、人員・人件費管理基盤として既にAnaplanを導入しており、今後は人的資本開示や人的資本経営への活用も目指すとしている。
Anaplanは、ビジネスの分析、計画、実行のための革新的な方法を提供するプラットフォーム製品で、独自のHyperblockテクノロジーにより、リアルタイムにパフォーマンスを分析し、将来の結果を予測する。
今回の導入により、みずほFGとみずほ銀行、みずほ信託銀行の経費・投資予算業務に関わるカンパニーユニットグループ各部の約700人がAnaplanによる予算管理・管理会計(経費)システムを利用する。
みずほFGはAnaplanの導入によって、「経費・投資予算管理プロセスの高度化」「営業経費に関する管理会計業務のシステム化ならびに情報の集約化」「先進テクノロジー活用による業務プロセスの削減」「システム管理によるデータ品質の向上」「ユーザー利便性の向上」などを実現できるとしている。
予算管理プロセスについては、予算申請や予実管理業務を、デジタル技術を活用したプロセスに刷新することで、申請プロセスの品質向上やトラフィックロスの解消につなげるという。また管理会計業務のシステム化や情報の集約化により、経費・投資実績を一元管理し、管理会計実績構築作業を省力化、適時性を向上させる。さらにデータ入力や授受、データ構築をシステム化することで、データの品質を担保する。
同グループは、Anaplanについて自社の業務要件を柔軟に取り込み、必要な機能を短期間で実装可能なことや、Anaplanに経営資源投資を集中させ、随時機能の拡張ができることなどを評価し、採用に至ったという。
また、みずほ銀行では現在、グローバルコーポレート&インベストメントバンキングカンパニーおよび海外各支店・各現地法人の経費予算システムとしてAnaplanが安定稼働しており、将来的なグループ・グローバル全体での予算管理基盤としての活用余地があることも導入の決め手となった。