MAIAとSAPジャパン、女性デジタル人材の育成・就労を支援する基盤を構築
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MAIAとSAPジャパンは、女性デジタル人材の育成から就労までを一気通貫で支援し、主体的なキャリア形成を後押しするプラットフォーム「MAIA キャリアサポートプラットフォーム」を構築すると発表した。その基盤としてタレントマネジメントソリューション「SAP SuccessFactors」が採用され、同ソリューションの国内導入実績を多く有するオデッセイが導入を担当した。同プラットフォームは7月24日に運用開始される。
MAIAは「女性活躍」「地域」「IT」を掛け合わせた事業を展開する企業。「でじたる女子プロジェクト」をはじめとするさまざまなリスキリング/就労支援事業を進めている。女性のITスキル向上を支援し、スキルを習得した人々の活躍を後押しすることで、国や地方自治体、企業のDX推進などへの貢献を目指している。
MAIA キャリアサポートプラットフォームはSuccessFactorsの活用により、応募した会員の情報に加え、学習履歴や評価、資格獲得などのデータを追跡できるようになり、常に最新の状態で一元管理することが可能となる。また、キャリア目標に対する進捗(しんちょく)管理や案件への応募、合否管理など、SuccessFactorsの幅広い機能を活用し、会員のキャリア形成を全面的にサポートするという。
MAIAはこれまでキャリアサポートプラットフォームの必要条件として、人材育成から就労まで一気通貫で支援できることや、会員がキャリアを主体的に形成できることを挙げていた。しかし、会員の多様なキャリアの志向やスキルの成長速度に対して、利用していたデータベースでは理想とするリアルタイムの情報同期が難しく、登録情報の信頼性や正確性における課題から、会員の教育と就労のプロセスに遅れが生じていた。現状は会員個人に委ねられているキャリアステップの構築に関しても支援を強化する必要があり、人材の育成と定着の改善を図るため、新しいシステムの採用を検討していた。
MAIAは自治体と連携して実施している「でじたる女子プロジェクト」において、SuccessFactors上に蓄積された情報を基に、自治体のデジタル人材育成政策の進捗や影響を分析し、市民への浸透率などを向上させる。また、同ソリューションに搭載されているAIを活用し、会員と企業のマッチング効率化・最適化に取り組む。