GitHub、「Dependabot」をアップデート–アップデートする依存関係のグループ化が可能に
今回は「GitHub、「Dependabot」をアップデート–アップデートする依存関係のグループ化が可能に」についてご紹介します。
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本記事は、ZDNet Japan様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。
GitHubは米国時間8月24日、「Dependabot」のアップデート版が一般提供されたことを発表した。
Dependabotは、セキュリティアップデートプログラムを使用してプルリクエストを発行することにより、脆弱性のある依存関係を修正できるようにする機能。これまで、各アップデートに対して個別のリクエストを開いていたため、開発者のワークフローにオーバーヘッドを加え、関連する依存関係が同期から外れてしまう可能性を高めていたという。
今回の一般提供により、一つのプルリクエストでアップデートする依存関係をグループ化して指定できるようなった。バージョンアップデートのグループ化は、シンプルな依存関係管理、破壊的変更によるリスクの低減、サードパーティー製ツールや手作業による回避策を段階的に廃止する機会といった利点を開発プロセスにもたらすとGitHubは説明する。
Dependabotがプルリクエストをどのように構成するかを制御するため、dependabot.ymlファイルでgroupsを使って一緒にアップデートされる依存関係のグループを定義することができる。例えば、一度にアップデートする多くの依存関係のグループや破壊的変更のリスクを最小限にするグループを設定できる。
グループを最初に設定する場合、プルリクエストのタイトルやブランチ名に表示されるグループ名を指定する。そして、グループに対して特定の依存関係を含めたり除外したりするためのオプションを定義する。
これらのオプションには、グループに含める依存関係のタイプを指定するdependency-type、依存関係名と一致する文字列を定義し、それらの依存関係をグループに含めるpatterns、依存関係名と一致する文字列を定義し、それらをグループから除外するexclude-patternsなどが含まれるという。