日立製作所、金融機関向け勘定系システム事業を強化
今回は「日立製作所、金融機関向け勘定系システム事業を強化」についてご紹介します。
関連ワード (ソフトウェア等) についても参考にしながら、ぜひ本記事について議論していってくださいね。
本記事は、ZDNet Japan様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。
日立製作所(日立)は、勘定系システム事業を強化する。静岡銀行と共同開発し2021年1月に稼動した次世代勘定系システムをベースとする、オープン勘定系パッケージ「OpenStage」を静岡銀行での稼動ノウハウとともに新たに提供する。
「OpenStage」は、高度な信頼性を担保しオープン基盤上で稼動する勘定系パッケージで、内部機能と外部サービスを柔軟かつ迅速につなぎ、タイムリーなデータ連携・利活用を実現できるスマートシステムをコンセプトとしている。
オープンアーキテクチャを生かし、経営戦略にあわせたシステム開発のスピードアップ、将来にわたるシステム保守・運用コストの低減を実現する。API機能により、多様な外部サービスとも容易な接続を可能だ。
また部品化して組み合わせるコンポーネント化により、プログラムの複雑化を回避し、プログラム構造をシンプル化してブラックボックス化を抑止するほか、業務処理はパラメータ化して、商品の追加や廃止時における開発スピードの向上に貢献する。
静岡銀行では、システムの運用・保守面では、プログラム開発生産性の25%以上の向上、業務仕様変更や商品の追加など改修作業を20分の1に低減するなど導入効果を試算している。