東京都大田区、LGWAN環境下で利用する統合型メールサーバーシステムなどを導入
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東京都大田区は6月、庁内メールの運用効率化とデジタル変革(DX)の推進を目的に、総合行政ネットワーク(LGWAN)環境下で利用する統合型メールサーバーシステム「CyberMail」、メールアーカイブシステム「MailBase」を導入した。サイバーソリューションズが9月19日に発表した。
CyberMailは、大規模で高負荷な環境でも安定した稼働が可能なメール機能搭載の統合型メールサーバーシステム。国内大手を中心に2万社の導入実績があるとしている。
MailBaseは電子メール監査・メールアーカイブソリューションで、組織内の全ての送受信メールと添付ファイル、「Microsoft Teams」メッセージを長期的に保存し、内部統制や訴訟対策として必要なメールを検索・抽出する機能などを提供する。
同区はLGWANメール用システムの更改に当たり、移行の影響範囲と切替工数を極小化できるメールソリューションを探していた。CyberMailは、既に同社のクラウド型メールサービス「CYBERMAIL Σ」をインターネットメールシステムとして導入していたため、運用ノウハウを蓄積していた。また、MailBaseは送受信メールを全て保存し、メール監査を実現できることから、NECフィールディングの提案に基づき導入を決定した。
これらの製品について、同区では「個人アカウントメール」から「組織共有アカウントメール」にログアウト/ログインを伴うことなくシームレスに切り替えができることや、現行システムからメールデータなどをスムーズに移行できること、運用工数の削減が可能で数千人以上の大規模ユーザーで運用実績があることなどを評価している。