三菱ガス化学、エンドポイントセキュリティをAIベースに移行
今回は「三菱ガス化学、エンドポイントセキュリティをAIベースに移行」についてご紹介します。
関連ワード (セキュリティ等) についても参考にしながら、ぜひ本記事について議論していってくださいね。
本記事は、ZDNet Japan様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。
ディープインスティンクトは、三菱ガス化学がエンドポイントセキュリティ対策に次世代セキュリティ製品「Deep Instinct」を採用したと発表した。
今回の導入で三菱ガス化学は、エンドポイント保護をDeep Instinctのみで実施するようになり、セキュリティ監視センター(SOC)とのやりとりが不要となった。これにより運用負荷とトータルコストを軽減し、未知の脅威への対策を実現できたという。
Deep Instinctは、ディープラーニング(深層学習)による予防型セキュリティ製品で、既知/未知の脅威、ゼロデイ脅威を20ミリ秒未満で予測し、不正プログラムの感染を防止する。この予測スピードはランサムウェアの暗号化速度の750倍に相当するとし、99%以上の精度で未知の脅威から防御しながら、0.1%未満という誤検知率を実現しているという。また、「Deep Instinct Prevention Platform」は、既存のセキュリティソリューションを拡張・強化し、ハイブリッド環境における脅威に対する多層的な保護を提供する。
三菱ガス化学は、以前から定義ファイルベースでのエンドポイント保護プラットフォーム製品やエンドポイント脅威検知・対応(EDR)を使用してきたが、2017年にセキュリティ強化プロジェクトを開始し、今回の導入に至った。