サントリー、「全社員型タレントマネジメント」の推進で統合人事システムを導入
今回は「サントリー、「全社員型タレントマネジメント」の推進で統合人事システムを導入」についてご紹介します。
関連ワード (ソフトウェア等) についても参考にしながら、ぜひ本記事について議論していってくださいね。
本記事は、ZDNet Japan様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。
サントリーホールディングスは、従業員一人一人の成長とキャリアビジョンを重視する「全社員型タレントマネジメント」を推進しており、その実現に向けて「COMPANY Talent Management」を採用した。Works Human Intelligence(WHI)が1月31日に発表した。
サントリーでは、従業員単位で情報の閲覧および蓄積ができる「成長ノート」を基に、従業員本人・上司・人事の三位一体で育成支援と適材配置を進めている。また、全社員型タレントマネジメントの推進には、人材データ(タレントリスト)の分析や活用が欠かせないが、従来の管理方法では、ニーズの増加とともに要件が増え、欲しいデータが複雑化したことで、リスト更新が煩雑になり、情報分析にも時間がかかるといった課題があった。また人事異動や昇格に当たって、人事部門と各部門の電子メールでのやりとりも手間がかかっていた。
そこで、人事評価やキャリアビジョン、スキルといったタレントマネジメント領域の情報と併せて人事給与領域の情報を統合的に管理し、横断的かつ即時に参照できるCOMPANY Talent Managementの追加導入を決定。後継者の育成計画や人材の配置検討に活用する。
今後は、タレントリストを一元管理し、現場と人事が一体となった人材開発と組織改革を推進する。また、従業員の自律的なキャリア形成を支援するため、成長ノートも一元管理し、従業員からも参照しやすくする。
サントリーは、人事部門で保有するデータを可視化し経営層・他部門と共有することで、人事改革をより確実に推進していく考えだ。全社員型タレントマネジメントにおいて重要な従業員の中長期的な育成計画、キャリアビジョンに基づく人事ローテーションなどに同システムが貢献することに期待している。