Denodo、2024年の重要施策やパートナー戦略を発表
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Denodo Technologiesは1月30日、国内事業に関する戦略説明会を開催した。2024年の重要施策やパートナー戦略などを明らかにした。
同社は1999年にスペインで創業し、現在は米国カリフォルニア州に本社を置く。23カ国30拠点で事業を展開し、従業員数は700人以上となっている。データ仮想化を中核技術としたデータ管理製品を提供し、グローバルで1100社超の顧客企業を抱える。2019年から日本で本格的に事業を開始しており、国内ユーザー企業は約50社。
2024年の計画として、リージョナル・バイスプレジデント&ジャパン・ゼネラルマネージャーの中山尚美氏はまず、「Denodo Version 9」を4~5月にリリースする予定であることに触れた。新版では、データプレパレーションなどの製品機能の強化に加え、生成AI関連の機能拡充も図られるという。
また、ユーザー/パートナー向けイベントや年次カンファレンス「Denodo DataFest」、業界別イベント、トレーニングなどの順次開催を企画している。
2024年に向けた重要施策としては、(1)ブランディング、知名度アップの施策強化、(2)既存顧客のサポート強化、(3)パートナーとの連携強化――の3つを挙げた。
その一環として、カスタマーサクセスの取り組みに力を入れており、グローバルでは2022年からチームを本格的に立ち上げているという。基本的には、「Customer Success」「Consulting&Support」「Education&Training」の3部門で構成され、Customer Success Managerが各顧客の担当窓口となって必要なサポートの相談を受けたり、その支援のためにグローバルを含めた社内調整を図ったり、パートナーとの連携を実施したりする。
日本では特にCustomer Successチームとパートナーとの連携を強化しているほか、チーム強化のための採用を進めている。
パートナー戦略については、パートナービジネス戦略部長の赤羽善浩氏が説明した。同社では、「パートナービジネス拡大とエコシステムの強化」を掲げており、システムインテグレーション(SI)/販売パートナーとテクノロジーパートナーとの連携強化に取り組んでいる。
具体的には、パートナー社内での認知度アップ、営業同士の密な連携、共同マーケティングの推進、パートナー向けイネーブルメントの強化、カスタマーサクセスの共同推進――を注力ポイントとしている。