アビーム、高度な企業課題に対応する「AIソーシング」を発表

今回は「アビーム、高度な企業課題に対応する「AIソーシング」を発表」についてご紹介します。

関連ワード (CIO/経営等) についても参考にしながら、ぜひ本記事について議論していってくださいね。

本記事は、ZDNet Japan様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。


 アビームコンサルティングは3月19日、AIを用いて人的資本経営や調達、不正リスクなどの企業課題への対応を支援する「AIソーシング」サービスを発表した。同日から提供する。

 新サービスは、企業経営での専門的な知見やスキルを必要とする業務を対象にしている。同社の多種多様なプロジェクト実績を基にした課題解決の方法論や分析アルゴリズムを搭載する「ABeam AI Platform」を用いて、重要な課題の特定と解決や目的に沿った最適なAIサービスおよびソリューションの設計・開発、それらの運用プロセスを構築する。従来は人手だけでは対応が困難だった各種課題の解決や価値創出を実現するとしている。

 具体的には、まずヒアリングやワークショップなどで顕在化している影響や原因などの全体像を探り、優先度やインパクトの大きさを加味して、企業が解決を図るべき課題を特定する。次に、データ分析や機械学習などによるアナリティクス基盤を構築して、生成AIや数理最適化、需要予測などのアルゴリズム、多種多様な業務ノウハウ、課題解決ノウハウを蓄積しているモジュールを組み合わせて、企業に最適なAIサービスを設計開発する。これらに機械学習の継続的な開発・運用(MLOps)のフレームワークを用い、AIによる高度な運用を通じて、業務を最適なものにしていくという。

 主な適用例として、人的資本経営では、AIを使って企業の戦略に基づき設定した重要業績達成指標/重要目標達成指標(KPI/KGI)を集計と変化のモニタリングを実施し、人事データを戦略に沿った観点で連携して分析・可視化することにより、人的資本経営に関する施策の評価と立案を推進できる。

 また、調達では、需要予測、生産・調達計画、財務管理などの調達業務をAIにアウトソースする仕組みを構築し、属人的だったあいまいな調達基準をデジタル化で客観的な定量基準にする。不正対策では、会計伝票を中心とした財務データだけでなく非財務データも組み合わせてAIで不正を検知する仕組みを構築、運用する。

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