ネットワールド、大手流通企業に日本初のサブスク型ピュア・ストレージを納入

今回は「ネットワールド、大手流通企業に日本初のサブスク型ピュア・ストレージを納入」についてご紹介します。

関連ワード (マーケティング、流通テック最前線等) についても参考にしながら、ぜひ本記事について議論していってくださいね。

本記事は、ZDNet Japan様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。


 ネットワールドは、大手流通企業(社名非公開)に日本初となるピュア・ストレージのサブスクリプションサービス「Evergreen//One」を納入したと発表した。キンドリルジャパンが導入を手掛けた。

 Evergreen//Oneは、ピュア・ストレージのオールフラッシュストレージ製品「FlashArray//X」を従量課金で使うサービス。Evergreen//Oneを採用した大手流通企業では、2017~18年に導入した基幹システム向けストレージ基盤が保守期限になり、この更新作業をキンドリルジャパンが担当しているという。キンドリルジャパンは、この大手流通企業が従来のように多額の費用をかけてハードウェアを入れ替え、作業のために業務調整するのが大きな負担だとして、Evergreen//Oneを提案したとのこと。実際に必要な性能と容量を月額料金で利用するので、投資が余剰にならないで済む。

 また、ピュア・ストレージのストレージ製品は、無停止でアップグレードでき、Evergreen//Oneサービスを契約すると、3年おきに最新のストレージコントローラーへ無償交換できる点も評価されたという。

 この大手流通企業は、切替え前のストレージ基盤で主に「Oracle Database」を運用していたといい、新しいストレージにも入出力の負荷と応答時間について厳しい要求があった。高性能なストレージを買い切りで導入すれば多額の出費になるため、この点でも使った分だけの費用で済むサブスク型のメリットがあると判断したようだ。

 大手流通企業の新しいストレージ基盤は、2023年6月に搬入と設置が終わり、7月に旧基盤から移行を進めて12月に全作業を完了した。新基盤の応答時間、オンライン処理およびバッチ処理もどちらとも旧基盤に比べて同等か半分以下に短縮された。特に災害対策用のテープバックアップが、従来の約20時間から約14時間に短縮されたとのことだ。

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