Datadog、「Event Management」を一般提供–AIOps機能を強化

今回は「Datadog、「Event Management」を一般提供–AIOps機能を強化」についてご紹介します。

関連ワード (ソフトウェア等) についても参考にしながら、ぜひ本記事について議論していってくださいね。

本記事は、ZDNet Japan様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。


 クラウドアプリケーションの監視およびセキュリティプラットフォームを提供するDatadogは米国時間5月6日、AIOps機能を強化する「Event Management」の一般提供を発表した。

 サービスの可用性を維持することは、今日の複雑なIT環境における重要な課題だとDatadogは語る。重大なインシデントが発生すると、非常に多くの異なるアラートが発生するため、問題の優先順位付け、サービス所有者の特定、根本的な原因の発見に混乱と遅れが生じるという。その結果、アラート疲れや作業の不必要な重複が発生し、サービスの提供が停止した場合には収益や顧客体験に悪影響を及ぼす可能性がある。

 DatadogのAIOps機能は、根本的な原因をプロアクティブに特定し、インテリジェントなイベント相関によってノイズを減らし、対策を迅速に講じることを可能にする。DatadogのITサービス管理製品を顧客の既存のエコシステムに統合することで、Event Managementは、全てのサービスとアプリケーションにわたってオブザーバビリティコンテキストによるイベントのインテリジェントな相関、重複排除、強化により、対応担当者の迅速なトリアージ能力を強化するという。

 Event Managementの追加によりDatadogのAIOps機能は、サードパーティーツールとDatadogのアラートと変更イベントを単一のケースビューに集約し、ツールのスプロールを解消して調査を簡素化する。取り込まれたイベントを構成管理データベースや運用スプレッドシートからのビジネス固有のデータで自動的に補い、一貫したタグ付けによってイベントを正規化するか、AIOpsのベストプラクティスを強化するための新しいタグを作成する。

 また、AIを活用したインテリジェントな相関機能により、アラート疲れを軽減し、作業の重複を削減することで、チームが本当に重要なことに集中できるようにする。ケースのエスカレーションと優先順位付け、優先するIT Service Managementツールでのチケットの作成、または、発見を加速するためのオブザーバビリティコンテキストに沿ったトリアージに向けた通知の自動化を提供することで、トリアージワークフローを自動化し、調査時間を短縮する。

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