これからのオンラインサービスでキーワードになる「CIAM」とは何か
今回は「これからのオンラインサービスでキーワードになる「CIAM」とは何か」についてご紹介します。
関連ワード (CIO/経営等) についても参考にしながら、ぜひ本記事について議論していってくださいね。
本記事は、ZDNet Japan様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。
顧客向けのオンラインビジネスは、これまで顧客が登録した静的な会員情報などを基に提供するサービス内容が中心だっただろう。それが現在では、コロナ禍を契機にオンラインを中心とするライフスタイルが広がり、企業でもDXを通じてより高度なサービスを顧客に提供することでビジネスを拡大させようとしている。そこで注目されているキーワードが、「カスタマーアイデンティティアクセスマネージメント(CIAM)」だ。
アイデンティティアクセスマネージメントとは、ユーザーの氏名や住所、性別、年齢といった静的な情報だけでなく趣味や好み、行動スタイルといったユーザーの“人となり”にまつわるアイデンティティとサービスへのアクセスを安全で価値の高いものにしていくアプローチになる。従来は、企業や組織の従業員の業務システム利用を安全に管理するサイバーセキュリティの文脈で認知されてきたが、CIAMはそれを基にしつつ、顧客へ付加価値を提供していく。
ZDNET Japanは、2024年7月3日午後3時からオンラインセミナー「デジタル時代に注目を浴びる、カスタマーアイデンティティ/アクセス管理」を開催する。基調講演では、数多くの日本企業のDXをサポートしてきた青山学院大学 地球社会共生学部 学部長 教授の松永 エリック・匡史氏がCIAMの意義とオンラインビジネスの方向性を解説する。
また、ディーバと中部電力がCIAMを通じた顧客価値提供の取り組み事例、アイデンティティ/アクセスのソリューションを提供するOktaがCIAMの具体像を紹介する予定だ。
顧客価値の向上やオンラインビジネスのさらなる成長を目指す企業や組織の担当者にぜひ参加いただきたい。申し込みはこちらから。