GitLab、「GitLab Duo Enterprise」を一般提供–エンドツーエンドのAIアドオン

今回は「GitLab、「GitLab Duo Enterprise」を一般提供–エンドツーエンドのAIアドオン」についてご紹介します。

関連ワード (ソフトウェア等) についても参考にしながら、ぜひ本記事について議論していってくださいね。

本記事は、ZDNet Japan様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。


 GitLabは米国時間8月22日、「GitLab Duo Enterprise」の一般提供を発表した。

 同アドオンは、「Ultimate」プラン向けにユーザー当たり月額39ドルで提供され、マルチテナントSaaS、シングルテナントSaaS、セルフマネージドといった全GitLabデプロイオプションで利用できる。ソフトウェア開発ライフサイクルのあらゆる段階にわたりエンドツーエンドのAI機能を提供し、安全なソフトウェアの迅速な開発を支援するという。

 「GitLab Duo Pro」に含まれる全機能に加え、ソフトウェア開発ワークフローの効率性改善、セキュリティ脆弱(ぜいじゃく)性のプロアクティブな検出・修正、プライバシーを最優先したAIによるチームコラボレーションの強化を支援するエンタープライズに特化した機能を備える。

 GitLab Duo ProとGitLab Duo Enterpriseでは、コード生成とコード補完により、コンテキストに基づいたコード行の自動補完やコメントからのコードブロック作成が可能。自然言語のチャットインターフェース「GitLab Duo Chat」を使うことで、コードのリファクタリング・説明、テスト生成もできる。組織内のユーザー管理機能は、許可されたユーザーにワークフロー内でのAI利用を可能にする。

 GitLab Duo Enterpriseだけで利用可能な機能としては、脆弱性とその侵害手法、自動生成されたマージリクエストによる修正方法の理解を支援する脆弱性の説明と解決がある。ログを分析して継続的インテグレーションおよび継続的デリバリー(CI/CD)におけるボトルネックと失敗を解決する根本原因分析、AI機能利用とソフトウェア開発ライフサイクル指標(サイクル時間やデプロイ頻度など)に対する影響についてインサイトを提供するAIインパクトダッシュボードなども利用できる。

COMMENTS


Recommended

TITLE
CATEGORY
DATE
LINE、災害情報を配信するサービス開始 「Yahoo!防災速報」と連携
最近の注目ニュース
2021-03-05 01:54
フジパングループ本社、AI検索サービスで社内問い合わせ対応を効率化
IT関連
2022-07-27 13:33
「クラシル」運営dely、三菱食品と提携–店頭サイネージでレシピを配信
IT関連
2024-01-25 07:52
成果の最大化と社会的価値の追求には、支出の可視化・最適化が必要
IT関連
2023-07-06 01:31
WebAssemblyをPOSIX対応に拡張した「WASIX」登場、bashやcurl、WebサーバなどLinuxアプリが実装可能に。Wasmerが発表
WebAssembly
2023-06-07 07:50
USJに「鬼滅の刃 XRライド」9月登場 VRゴーグル付け予測不能の「無限列車」へ
くらテク
2021-07-13 02:26
マイクロソフト、「Azure Elastic SAN」プレビューリリース。iSCSIでアクセス可能なSAN(Storage Area Network)をマネージドサービスで提供
Microsoft
2022-10-14 08:59
グーグルが検索やYouTubeなどの自社プラットフォームにおける未成年者保護を強化
IT関連
2021-08-22 07:19
THK、技術者のスキル管理に「Skillnote」を導入–データに基づいた教育体制を敷く
IT関連
2023-10-21 20:49
不動産バーティカルSaaSに見るアーキテクチャーと開発体制の変革、意思決定・実行プロセス
IT関連
2024-10-04 03:34
MySQL 9.0登場。 JavaScriptストアドプログラムが利用可能に、ベクトル型もサポート
JavaScript
2024-07-08 21:52
オープンソースの地理情報システム「Re:Earth」登場 マウス操作で情報追加、地図をWebアプリとして公開可
科学・テクノロジー
2021-07-29 13:22
JR東日本、請求書発行の自動化に「BtoBプラットフォーム 請求書」を採用
IT関連
2024-04-13 19:13
個人開発者はRed Hat Enterprise Linuxを無料で最大16システムまで利用可能に 本番環境もOK
クラウドユーザー
2021-01-23 09:34