THK、技術者のスキル管理に「Skillnote」を導入–データに基づいた教育体制を敷く
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THKはクラウド型スキルマネジメントシステム「Skillnote」を導入した。同製品を提供するSkillnoteが発表した。新製品の研究開発や試験評価、試作、加工技術開発などを行う試験部門に在籍する技術者を対象に、9月から運用を開始している。
Skillnoteは、個々の業務に必要なスキルや知識、資格、経験などの力量情報を活用した、計画的な人材育成と最適配置を実現するスキルマネジメントシステム。OJT(On the Job Training)や研修の計画、履歴などの教育情報と資格情報を連動させて、従業員のスキルデータ全般を一元管理できる。
現場のスキル/教育データがクラウドに登録され見える化が進むことで、スキルデータを活用した計画的な人材育成や人材配置が実施でき、技能伝承、多能工育成、即戦力化といった製造業特有の課題解決に役立つとしている。
SkillnoteについてTHKは、共通のフォーマットや統一した基準のもとで技術者のスキルを可視化・一元化できることを評価した。技術者のスキル取得状況からの教育計画の立案、教育の履歴・承認・スキル自動付与までの一連のプロセスと進捗管理をシステム上で完結できることも採用の決め手となった。
Skillnote導入以前、同社試験部門は技術者教育の強化を進めてきたが、従来の「Excel」によるスキルマップや紙の帳票による力量管理では、情報を一元化できず、スキルの評価基準も曖昧だった。また技術者が獲得するスキル項目は増え続けるため、これらを細かく数値化し管理することが難しかったという。