ルームキーで入店から決済まで–東急リゾーツ&ステイ、ホテル内の無人店舗刷新
今回は「ルームキーで入店から決済まで–東急リゾーツ&ステイ、ホテル内の無人店舗刷新」についてご紹介します。
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Cloudpick Japan(Cloudpick)とLMCUは、東急リゾーツ&ステイが運営する長野県上水内郡信濃町の宿泊施設「ホテルタングラム」の24時間レジレスコンビニ「タングラムスマートストア」において、ルームキー1つで買い物ができる仕組みを提供した。Cloudpickが発表した。
中国に拠点を置くCloudpickは、ウォークスルー無⼈店舗などの店舗DXソリューションを⼿がける企業。現在、世界19カ国でウォークスルー無⼈店舗を900店以上展開している。LMCUは、無人店舗ソリューションを提供する企業。Cloudpickはプログラムの開発と実装、LMCUは要件定義を担当した。
両社はタングラムスマートストアにおいて、コミュニケーションアプリ「LINE」を活用して入店から決済までを行う仕組みを提供していたが、宿泊者のさらなる利便性向上に向けて、客室のルームキーで入店から決済までを行える仕組みを開発した。AIカメラと重量センサーを活用することで、実現している。
これにより宿泊者は、会員登録や二次元バーコードの表示などを行うことなく、ルームキーのタグを入場ゲートにかざすだけで入店が可能になる。宿泊客は、ルームキーをかざして入店後、店内で欲しい商品を手に取ったら、そのまま退店可能。商品精算は、ホテルをチェックアウトする際に宿泊費などとまとめて行う。