Windows TerminalがSixel画像表示をサポート。ターミナル画面内で精細なグラフなど表示可能に
今回は「Windows TerminalがSixel画像表示をサポート。ターミナル画面内で精細なグラフなど表示可能に」についてご紹介します。
関連ワード (改善、新機能、画像表示等) についても参考にしながら、ぜひ本記事について議論していってくださいね。
本記事は、Publickey様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。
マイクロソフトはオープンソースで開発しているWindows Terminalのバージョン1.22プレビュー版を公開しました。
Windows Terminal Preview 1.22 Release is out now!
What's new?
Sixel image support
Grapheme clusters support
Snippets Pane
MoreCheck out the updates: https://t.co/5N5thpjDjB
— Windows Developer (@windowsdev) August 28, 2024
本バージョンではSixel画像がサポートされました。
Sixel画像とはターミナル内にエスケープシーケンスによって画像を表示するフォーマットとして、かつてDEC(Digital Equipment Corporation)のターミナルでサポートされていました。
Sixel画像形式を用いることで、下記のようにターミナル画面内でグラフィックを表示することが可能になります。Windows TerminalでSixel画像を表示するには、画像をSixel形式にエンコードする「libsixel」もしくは「chafa」のツールが必要となります。
そのほか本バージョンではUnicodeの書記素クラスタのサポート、定型文やよく使うコードなどをスニペットとして登録し、すぐ使えるように表示できるスニペットペインなどの新機能も追加されています。
また、本バージョンのプレビュー公開と同時にWindows Terminal 1.21が安定版となりました。
Windows Terminal 1.21ではIMEの統合が全面的に書き直されており、ターミナルでのユーザーインターフェイスが改善されています。