エスプランニング、RPAツールで保険代理店業務を効率化–人手不足対策として導入
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岡山市にある保険代理店のエスプランニングは、RPAツール「BizRobo! mini」を導入し、業務効率の向上、ストレスの軽減、営業活動の質の向上を図っている。提供元のオープンが11月26日に発表した。
エスプランニングは岡山市に拠点を置く乗合保険代理店で、地元企業や経営者を主要顧客とし、損害保険、生命保険、確定拠出年金などの商品を取り扱っている。従来は事務処理に多くの時間がかかり、翌月に持ち越すこともあったという。
BizRobo! miniの導入により、自動車保険や火災保険の契約更新に伴う見積書作成が自動化され、年間で約240時間の削減が見込まれている。また、担当者による処理の遅延や補助対応の必要性が減り、業務のストレスが軽減された。さらに、システム処理の待ち時間によるストレスも軽減された。加えて、自動化によって生まれた時間を活用し、顧客との対話やフォローに注力できるようになり、業務の標準化による案内品質の向上も実現した。
エスプランニングのように、最適な提案を提供するために複数の保険会社と提携している乗合保険代理店では、保険会社ごとに異なるシステムで事務処理を行う必要があった。そこで同社は、顧客情報や契約情報を管理するために、ノーコードツール「kintone」を活用している。
これにより、特定の保険会社のシステムに依存せず、自社に最適な形でデータを管理・活用できるようになっている。今後は、kintoneとBizRobo!を組み合わせることで、保険会社のシステムと代理店が独自に管理するデータの自動連携を目指す。