国内ITサービス市場は2024年以降も年平均6%超の成長を継続へ、IDC Japanの予測
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調査会社のIDC Japanは、国内ITサービス市場予測を発表しました。
同社の予測によると、2023年から2028年までの国内ITサービス市場の年間平均成長率は6.2%で、2028年には市場規模が8兆8201億円に達するとのことです。
2023年の国内ITサービス市場は、前年比7.3%増の6兆5380億円と高成長でした。ITコンサルティングやSIなどのプロジェクトベース市場が特に高い成長を遂げ、既存システムの変革に向けた大型プロジェクトが多く見られました。
ITインフラのクラウド移行、インフラ/アプリケーションのモダナイゼーションが進行したほか、デジタルビジネス化に向けた新たなシステムへの需要が市場を牽引しました。
2024年以降の国内ITサービス市場は、依然継続するクラウド移行需要に加え、インフラ/アプリケーションのモダナイゼーション需要、デジタルビジネス化に向けた新たなシステムへの投資が継続的に成長を支えるほか、AIユースケースの発展がITサービス市場の成長を促進すると予測されています。
同社Software & Servicesのシニアリサーチマネージャーである植村卓弥氏は、「2025年以降は、企業のデジタルビジネスへの本質的な変革を進めるための基幹業務アプリケーションのモダナイゼーションと、新規事業などの新たなシステム領域への投資が市場成長を牽引する。AIユースケースの飛躍的発展は、これらのいずれにもプラスの影響をもたらすであろう」とコメントしています。