福井大学病院、総合医療情報システムをパブリッククラウドへ移行
今回は「福井大学病院、総合医療情報システムをパブリッククラウドへ移行」についてご紹介します。
関連ワード (クラウド等) についても参考にしながら、ぜひ本記事について議論していってくださいね。
本記事は、ZDNet Japan様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。
福井大学医学部附属病院(福井大学病院)は、総合医療情報システムを刷新し、その中核となる電子カルテシステムをハイブリッドクラウド環境で、IBMのパブリッククラウドである「IBM Cloud」に移行する。本番利用の開始は4月を予定している。国立大学病院の病院情報システムにおけるパブリッククラウドの活用は、国内初の取り組みという。
電子カルテシステムをIBM Cloudに移行するとともに、放射線画像データのような高解像度かつ大容量のデータを利用するシステムについては「IBM Power System」を含む既存のオンプレミス環境を利用する。
この電子カルテシステムは「IBM CIS+(Clinical Information System)ソリューション」で、医師、看護師、薬剤師、放射線技師、栄養士などの医療従事者が、職種の枠を超えて効果的に医療情報を共有することで、チーム医療推進による診療の質向上を目指した統合医療情報システムだ。
基盤として採用されたIBM Cloudは、クラウド向けの商用最先端暗号化方式である「Keep Your Own Key(KYOK)」機能によってサポートされており、医療業界におけるクラウドサービスの利用や活用におけるガイドラインにも対応している。