Clubhouseが同社初となるクリエイター用収益化機能をテスト開始
今回は「Clubhouseが同社初となるクリエイター用収益化機能をテスト開始」についてご紹介します。
関連ワード (Clubhouse、音声ソーシャルネットワーク等) についても参考にしながら、ぜひ本記事について議論していってくださいね。
本記事は、TechCrunch様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。
Clubhouse(クラブハウス)、企業価値10億ドル(約1100億円)と報じられている設立1年のソーシャルオーディオアプリだ。同社はユーザーから好きなクリエイター(スピーカー)にプラットフォーム内で送金できる機能を提供する。新しい収益化機能、Clubhouse Paymentをブログで発表し「クリエイターがClubhouse上で直接支払いを受けられるようになる数多い機能の第1弾」と説明した。
Clubhouseはコメントを拒んだ。共同ファウンダーのPaul Davison(ポール・デイヴィソン)氏は、同社の直近のタウンホールミーティングで、会社は広告ではなく、クリエイターの直接収益化に焦点を絞りたいと述べた。
仕組みはこうだ。ユーザーは、お金を払いたいクリエイターのプロフィールページへ行って送金する。クリエイターが機能を有効にしていれば、「Send Money」ボタンをタップして金額を入力する。これはバーチャル投げ銭箱、というかClubhouseブランドのVenmoのようなものだ(ただし送金の際にメッセージを加えることは現在はできない)。
.@joinClubhouse ? @stripe pic.twitter.com/u7kXXdPXU7
— edwin (@edwinwee) April 5, 2021
「支払った金額は100%、クリエイターに届きます。送金する人は少額のカード処理手数料も課金され、当社の支払処理パートナーであるStripeに直接支払われます」と投稿では述べられている。「Clubhouseは何も取りません」。
StripeのCEOであるPatrick Collison(パトリック・コリソン)氏はブログ投稿のすぐ後にツイートで「内部の収益化や広告ではなく『参加者』の収益を第一に考える、というソーシャルプラットフォームは見ていて頼もしい」と語った。
It's cool to see a new social platform focus first on *participant* income rather than internalized monetization / advertising. Excited for the burgeoning creator economy and next era of internet business models.
— Patrick Collison (@patrickc) April 5, 2021
Clubhouseが2021年1月にAndreessen Horowitz(アンドリーセン・ホロウィッツ)のリードでシリーズBラウンドを実施した時、1億ドル(約110億円)と報じられた資金の一部はクリエイター報酬プログラムに使われると言われていた。そのプログラムは「新興のClubhouseクリエイターを支援する」ために使われる、と当時のブログに書かれていた。「新興」の定義が何かは不明だが、インフルエンサーを発掘する(かつ金銭で報いる)ことは同社がプラットフォーム上で高品質のコンテンツを奨励する方法の1つだ。
シナジー効果は明白だ。Clubhouseクリエイターは、すばらしいショーでチップを手にしたり、大義のために募金を集めたりできるようになり、プラットフォーム自身からも出演を繰り返すホストとして優遇される。
Clubhouse初の収益化の試みが、自身の取り分を要求していないという事実は確かに注目に値する。収益化、あるいはClubhouseにそれがないことは、話題のスタートアップがパンデミック初期に上昇を始めて以来の話題だ。現在はベンチャーキャピタルを切り崩しながら車輪を回し続けているが、最終的に自立したビジネスになるためには稼ぐ必要がある。
クリエイターの収益化とプラットフォームの取り分、という組み合わせはいくつもの大型ビジネスの成長を支えてきた。クリエイターや有名人にパーソナルメッセージを送るスタートアップのCameo(カメオ)は、同社プラットフォーム上で販売されたビデオの約25%を受け取っている。同社は先週1億ドルを調達してユニコーンになった。ファンがお金を払ってクリエイターとやりとりするOnlyFansというプラットフォームは2021に10億ドルの売上を見込んでいる。
Clubhouseの送金機能は、4月5日から「少数のテストグループ」でテストされるが、このグループに誰が入るのかはわからない。最終的にこの送金機能は、他のユーザーにも段階的に公開される。
画像クレジット:Rafael Henrique/SOPA Images/LightRocket via Getty Images
【原文】
Clubhouse, a one-year-old social audio app reportedly valued at $1 billion, will now allow users to send money to their favorite creators — or speakers — on the platform. In a blog post, the startup announced the new monetization feature, Clubhouse Payments, as the “the first of many features that allow creators to get paid directly on Clubhouse.”
Clubhouse declined to comment. Paul Davison, the co-founder of Clubhouse, mentioned in the company’s latest town hall that the startup wants to focus on direct monetization on creators, instead of advertisements.
Here’s how it will work: A user can send a payment in Clubhouse by going to the profile of the creator to whom they want to give money. If the creator has the feature enabled, the user will be able to tap “Send Money” and enter an amount. It’s like a virtual tip jar, or a Clubhouse-branded version of Venmo (although the payments feature doesn’t currently let the user send a personalized message along with the money).
“100% of the payment will go to the creator. The person sending the money will also be charged a small card processing fee, which will go directly to our payment processing partner, Stripe,” the post reads. “Clubhouse will take nothing.”
Stripe CEO Patrick Collison tweeted shortly after the blog post went up that “It’s cool to see a new social platform focus first on participant income rather than internalized monetization / advertising.”
When the startup raised a Series B led by Andreessen Horowitz in January, part of the reported $100 million funding was said to go to a creator grant program. The program would be used to “support emerging Clubhouse creators,” according to a blog post. It’s unclear how they define emerging, but cultivating influencers (and rewarding them with money) is one way the startup is promoting high-quality content on its platform.
The synergies here are obvious. A Clubhouse creator can now get tips for a great show, or raise money for a great cause, while also being rewarded by the platform itself for being a recurring host.
The fact that Clubhouse’s first attempt at monetization includes no percentage cut of its own is certainly noteworthy. Monetization, or Clubhouse’s lack thereof, has been a topic of discussion about the buzzy startup since it took off in the early pandemic months. While it currently relies on venture capital to keep the wheels churning, it will need to make money eventually in order to be a self-sustaining business.
Creator monetization, with a cut for the platform, has led to the growth of large businesses. Cameo, a startup that sends personalized messages from creators and celebrities, takes about a 25% cut of each video sold on its platform. The startup reached unicorn status last week with a $100 million raise. OnlyFans, another platform that helps creators directly raise money from fans in exchange for paywalled contact, is projecting $1 billion in revenue for 2021.
Clubhouse’s payments feature will first be tested by a “small test group” starting today, but it is unclear who is in this group. Eventually, the payments feature will be rolled out to other users in waves.
(文:Natasha Mascarenhas、翻訳:Nob Takahashi / facebook )
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